次男さん | 笑旅-ぢえまの日記-

笑旅-ぢえまの日記-

又あふと思ふ心をしるべにて
道なき世にも出づる旅かな

電話を掛ければ3分で済むことを
カメみたいにゆっくり歩いて4時間も5時間も掛けて
隣町まで行くようなボクであります

ある意味では時間の無駄遣いなのかもですが
足はいつも自分に無償で力を貸してくれるし
「ボクにはコレが性に合ってる」ってことで(笑)

そうやって歩いてても時間が掛かったため
色んなことを考える時間が出来て良かったです
(考えていないと途方にくれる距離でもあります)

いつも周りの人が支えてくれてることを感じながら
『凄いね!』とか言われる事が冗談なのかあり・・・

当のボクは『凄い』とか
ましてや『達成感』を感じたことは余り無く
多分、これから先どんなに凄いことを
一人旅の中でやっても振り返って思うことは無いでしょうね…
もし自分が「一人きりで勝ち取った」
と想うようなことが在れば未来の自分に言いいます
「自惚れるな次へ行け次」って

生かされている自分に気付き
感謝や恩恵を想えば想うほど
反比例の様に薄れ消えていくものだと
ボクの中では感じてます

例えば
裸で何も持たずにとても高くて寒い山に
一人で登り山小屋にも泊まらずに何日かして帰ってくる
ボクが自分でそれをやったとしても
ほんの一瞬「やったー」と思ってから
後は「今日も生かされたなぁ‥」
ただ思うばかりです

山が在って
太陽の暖かさが在って
植物や動物たちに生かされて
そもそも二本の足が在って
その足で立てるように育ててもらって
と終わることのないこと

そんなことを常に想うと一人というより
「一つだけの生命として生きていくことは不可能」
「達成感」は常に誰かと何かと分かち合うものだと想いながら

往復30キロの距離に歩き疲れ

情けなくバスに乗り中標津のバスターミナルで降りた

バスターミナルの前には前から気になっていた料理屋がある
疲れた僕は自分にご褒美で一杯と店に入った
地元を思い出す様なまた来たくなるお店だった

この場所でこの日(5月28日Fri)
北海道で暮らして初めて『次男さん』という友達が出来る

皮肉にも3日後にこの場所を発つ
そんなところに運命の悪戯を感じずにはいられませんが
それでもまた一つの点と点が線に繋がったのだからと前向きに想います

「まぁ、元気でいりゃまた会える」と自分に言い聞かせ


愛と感謝と笑みをすべてに

laughter