固定概念にやられる
しかし固定概念ってすごい恐ろしいなと思わされた。
というか、日本人の感覚でほかの国へ行ったとき、文化の違いなどを忘れてしまうと色々痛い目を見ることもあるだろう。
今回はそのうちの一つなのかもしれない。
まずは病院へ着き、英語が話せないことを伝え、しばらくしたら神のような看護師さんが車いすを持ってきてくれた。
病院側に説明をし、彼も付き添うことができた。そのあとそして採血用の針を腕につけたまま、私たちは病院で呼ばれるのを待った。
待ち時間の2時間を過ぎたあたりで、おかしいことに気づいた。
いや病院がおかしいのではない、この時私は日本の軸で物事を考えていたため、2時間以上待たされることなどないと思っていたからだ。私がおかしかったのだ。
しかし痛みはまだ波がひどく、横になっては歩きながら痛みを散らし、トイレに行きの繰り返しだった。
ちなみにこの時点でもうすでに8時間経過していた。
左腕に入ってる点滴だか採血だか何のための針だかもはやわからなくなってきたものも、針の位置がおかしく、血は逆流し、もうつけていることもできないレベルに達していたため、無理を言って看護師さんに外してもらった。
外してもらった安心感と、針の痛みがないことで少し楽になった。
そしてこの段階で12時間経過していた。
まだまだ病院で呼ばれるのを待つ。
軽くベンチで睡眠をとり、寒い中も待つことしかできなかった。
深夜、起こされてついに順番かと思ったらただの巡回だった。
まだまだ私たちは待つ必要があった。
そして日が明け、朝~午前になり、やっと呼ばれた。