最初の海外勤務が終わる半年程前に、
ロングヘアーの美人と知り合って、
何回かデートしたことがあります。
日本に帰る少し前の最後のデートでの出来事。
車で彼女を家まで送っていって、別れ際に、
『日本に帰るから、もう会えない』 と言ったら、
私の方を向いて、
左手を私の頬に添え、
右手で私の頭を撫でながら、
『もう会えないのね』
『二度とあなたの顔も』
『その目も』
『この髪も』
『見れないのね』
と、言うと、みるみる彼女の目に涙が溢れてきて
『う、う』 と小さい嗚咽をもらしながら、
「じぃーと」私の目をみつめてから、
パッ、と車のドアーを開け、小走りで去っていきました。
まるで映画のワンシーンを見ているような錯覚に陥りました。
こういうのは、日本では絶対有り得ない、と思いましたね。
この言葉をポルトガル語で言われると
本当にロマンチックでジーンと来ますよ!
こちらの女性は情熱的だと知っていましたが
堂々と恥ずかしがらずに、
自分の気持ちをストレートに相手に伝える、(多少オーバーに)
そういう素晴らしい文化を持っています。
日本の文化とは大分違いますね。
もうひとつ、文化の違い。
こちらのカップルは、人目を気にせず、
どこででも抱き合いキスをします。
車の中でなく、わざわざ車から降りて、
車のそとで抱き合いキスをします。
わざわざみんなから、見えるところを選んで、
抱き合いキスをするんです。
なぜだかわかりますか?
それ以上、進まないため、なんです。
周囲の視線を抑止力として利用しているのです。
本当に人間って意志が弱いですからね。
しかし、この奇妙な道徳観は、いまだに理解できない。
賢いのか。。。
間抜けなのか。。。