京都・世界遺産『仁和寺』は、五重塔や二王門など、江戸時代に建立された歴史的な建造物が立ち並びます。
そして京都を代表する桜の名所です。
毎年春には、枝垂れ桜・ソメイヨシノなど沢山の桜が境内を美しく彩ります。
遅咲きの「御室桜」は格別で、国の名勝にも登録されており、
御室桜祭りの時期にはたくさんの花見客が訪れます。
世界文化遺産の御室仁和寺(おむろにんなじ)の境内入口に聳え立つのが「二王門」。
知恩院の「三門」、南禅寺の「山門」と並び京都の三大門の一つといわれております。
仁和寺の玄関、正門にあたるのが「二王門」
の左右には仏教の守護神「金剛力士像」が安置されています。
二王の形相が迫力に満ちています。
二神一対で、右側の像(阿形)は左手に仏敵を退散させる武器である金剛杵(こんごうしよ)を
手に一喝するように口を開け、左側の像(吽形)は右手の指を開き、怒気を帯びて口を結んでいます。
1644年に建立され、重要文化財に認定されている総高36.18mにも及ぶ巨大な塔。
東寺の五重塔と同様に、上層から下層にかけて、各層の幅にあまり差が見られない姿が特徴らしいです。
境内の北側に位置する金堂は、仁和寺の本堂。
現在の金堂は1613年造営の内裏紫宸殿(だいりししんでん)を移築したものであり、
当時の宮殿建築を伝える現存最古の紫宸殿(ししんでん)として、国宝に指定されています。
つつじと新緑と青空のハーモニーが美しい。