大覚寺は正式には旧嵯峨御所大本山大覚寺と称し、嵯峨御所とも呼ばれています。
平安初期、嵯峨天皇が檀林皇后とのご成婚の新室である旧嵯峨御所大覚寺門跡。
嵯峨天皇の離宮を寺に改めた皇室ゆかりの寺院です。
「旧嵯峨御所」の名を冠す通り、平安初期に嵯峨天皇の離宮として開かれた「離宮嵯峨院」が前身で
鎌倉時代にはここで政治が行われていました。
寺に改められた後も、代々天皇や皇族が門跡(住職)を務めてきた由緒ある寺院です。
境内に入ると参拝客をお迎えするように嵯峨菊が置かれ、
皇室ゆかりの寺院ゆえ高貴な雰囲気が漂っていていました。
勅封心経殿。
勅封心経殿は、大正14年(1925)、法隆寺の夢殿を模して再建され、
殿内には嵯峨天皇をはじめ、後光厳天皇、後花園天皇、後奈良天皇、正親町天皇、光格天皇と
六天皇直筆の般若心経が奉安され、薬師如来像が祀られている秘蔵の殿。
天皇の命により勅封心経となっているそうです。
勅封心経とは、お堂や蔵などを天皇の勅命によって封印することで、
扉に錠をかけて麻縄でしばり,結び目を天皇自署の紙で封じられているそうです。
嵯峨天皇と同じように他の天皇も、それぞれの時代に病で苦しむ人々の平癒を祈り
般若心経写経をなされていてその写経心経がおさめられている御殿であるそうです。
大覚寺は、天皇ゆかりの心経写経の根本道場といわれているだけに、
写経されている参拝者も結構いらっしゃいました。
石舞台。
大沢池から見た五大堂(本堂)。
内陣には大覚寺の本尊の五大明王が安置されています。












