おいしさってなんでしょう? | マーボー大西のブログ

おいしさってなんでしょう?

メニュー開発をして商品になるまでいろんな段階があります。
こんなの作りたい、なぜ作りたいか、どれ位売り上げ、利益に貢献するのか、
説明してOKがでたら試作開始です。
他の部門から、「こんなの作って」って言われる事も有ります。

1つの商品に関して3から5つのパターンを出します、それ以上に試作試食をします。
それを上司に見せて判断してもらったりアドバイスを貰ったり。
社内試食会にかけます。

社内試食会は必ず人種は半々になるようにします。
同じものを食べているはずなのにマレー系からは80点以上もらって合格なのに、華人系からは60点以下の不合格。逆もまたしかり。

「この味日本人的には大満足」なのにローカルからはコテンパンに赤点不合格なんて事もしょっちゅう有ります。
「日本食じゃない」と言われるのが一番こたえます。
自信満々で出した物が大コケしたり、やっつけ(無心になって)だした物が大絶賛されたり。ムズカシイ・・・

試食会の点数を見ながら味の調整をして、両方の人種を満足させる味に持って行くさじ加減。
たまに間違えて両方からダメ出しされたり。
今まで20年のマレーシアでの飲食経験から人種別の味覚の違いと言うのを理解していたつもりなのですが
全然論理的じゃなかったんですね。

上司からは、「具体的なデータを出さないと説得できませんよ」といつも言われます。
社内試食会もその一つで自分がいくら「おいしいと」世界の中心で叫ぼうと、
社内のたった6人の試食する人から80点以上の合格点がもらえなかったら何の意味も無いんですよね、
合格できないメニューなんか全国100店舗以上ある店のメニューには怖くて出せないわけです。

じゃあ6人ぽっちで判るのかと思われるかもしれませんが、
皆さんだって「みそ汁の味見するのに鍋全部試さないですよね レンゲ一杯くらいじゃないですか?」
そういう事です。

その合格した商品から「味、見た目、斬新さ、利益貢献等々」から 
ボード試食会があります、別にボートの上でするわけでなく経営トップ陣に商品を見て判断をしてもらいます。
いろんなアドバイスを頂き変更をして、完成です。

まあそれに付随する資料作成がありますが、それにはいろんなデータを出します。
「売れまっせ」ではなく具体的な数字です。
繰り返しになりますが「具体的なデータを出さないと説得できませんよ」とよく言われます。
最初は「Gut feeling はだめですよ」って言われて何の事かなと思っていましたが。
辞書で調べると「直観、経験的な勘」だそうです、

メニュー開発部門だと通じても、マーケティング、オペレーション、ファイナンス、品質管理、見てる角度が全然違うのね、同じ商品でも。
やっぱり具体的な数字をださないと納得してもらえないんです。

「ガッツフィーリング」って面白い言い回しですね。
初めて聞きました「気合と根性みたいな」
今までいかにガッツフィーリングだけでやって深く考えてなかったかが良く判りました
資料作成含めまだまだ勉強中です、未だにVLOOKUPって何か判ってませんが。