ジャパンフェスティバル in 海南島 | 海南島からの手紙 season2(海南島ブログ)

ジャパンフェスティバル in 海南島

2022,6,24-26海南島海口市で第1回ジャパンフェスティバルが行われた。

日本関係の企業がブースを出し、日本文化を海南の皆様へ紹介する、というのが主な趣旨。

もともとは2021年の始めに実施されるはずだったが色々あり、会場が三亜から海口に変更になったり

コロナにより、延期、延期が続き、1年以上の延期によるようやくの開催だった。

最初はやる気いっぱいだった事務局の皆様も(私も)、延期の連続にやる気を失い、今回も

「どうせまた延期だろう」くらい思っていたら、本当に1週間~10日前くらいに突然本気で動き出した。

突貫工事ならぬ、突貫イベントだ。

 

しかも海南省のお偉いさんや広州の日本領事館からのお偉いさんまで来る大規模イベントだ。

すべてが突貫の中国だが、こんな大規模イベントの突貫、大丈夫なのか!?

  

しかし、どんなに突貫でもなんとかするのが中国、バッタバタの中、無事に開幕式を迎え

お偉いさん達のテープカットが終わった。派手な舞台演出もあり、なんとなく盛り上がった感のネット記事が数本流れ、中国の事務局は満足のようだ。

  

しかーし、開幕式後のイベント会場は閑古鳥。なぜならあまりの突貫イベントに宣伝が追いつかず誰もこのイベントの存在を知らないのだ。そして会場も辺鄙な場所にあるショッピングモールで、もともと全然人がいない場所。

さらに、イベント当日は近所の中学で入学試験があり、「音を出さないように」というお達しガーン

音の出せないイベントって、、、、(++)

受験の日程なんて事前に分かっていることだろうに、何を考え日程設定したんだが、、、

私がお金出してブース借りている企業なら、「金返せ!」と大騒ぎするところだ。

いくつかのブースはすでに見切りを付け2日目には店じまいして撤収していた。。。

 

  

 

 

しかしそんな中、私の担当する「日本人会のブースで行う着付け体験」だけは見事に盛り上がった。&「海南島の大学生と日本の大学生のオンライン交流会」もイベント会場には人がいなかったが、生徒達はオンラインでの参加の為、日本の大学生と話が出来た!と喜んでいた。良い企画が実行出来て先生冥利につきる。

 

 

そんなこんなで、海南島在住12年、大学のイベント、他大学のイベント、学外のイベントと各地で日本文化交流を行ってきたことが評価され、この度外務省(日本国総領事)から「日本語教育&日中文化交流に貢献した」ということで表彰状を頂くことになった。これはかなり名誉なことだそうだ。継続は力なり、とはよく言ったもの。海南で頑張ってきて良かった、素直に嬉しい。

広報文化 : 在広州日本国総領事館 (emb-japan.go.jp)