暗がりの雨の路上の黒い靴下
梅雨時に欠かせない乾燥機。
我が家にはそれが無い。
ただ、家から見える場所にはある。
コインランドリーである。
100円で8分。
これの大体5-6倍。
なかなかの金額にはなるが、
あの臭いから解放されるなら仕方ない。
距離はチャリで10漕ぎ程度。
そんな近い場所にありながら落とし物。
靴下が無い。
この日は雨。
バスタオルにでも紛れてるのだろうと、
一度忘れる。
乾燥機をかけ、一旦帰宅。
40分後に再度10漕ぎ。
途中、黒い小さな物体を確認。
路上に散っていた我が靴下を発見。
嘗てこの場所では、
CHANELの子銭入れが落ちていた。
あの日も雨で、
既に辺りは暗かった。
そんな中、前から何かを蹴りながら歩いて来る若者。
何を蹴ったんだ?と足元を確認したらそれだった。
拾って中身を確認したら、
お菓子のまちおかのレシートと一万円札一枚。
交番に届けたが持ち主は現れず。
一万円は国庫に入ったと聞き、
結果論だが、
ならば貰って仕舞えば良かったなと、
いやらしいことを思ったエピソードを思い出してしまった。
それでは、母ちゃんに会って来ます。
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誠/これからフィルム



