こんばんわ!


終電を逃した悲しきバスケットマンは今、ピアノマンを待ってます。


さてさて、真夜中の渋谷からお届けするのはマジで迷惑な執着心の話。



『電車でマフラー落としちゃったんだよね』冴えない先輩の一言が全ての始まり。


『なら駅まで行ってみますか?届いてるかもしれないっすね!』出来のいい後輩。

『ほんとに!?いいの?ありがとう!ごめんね。』


という訳で駅まで。



さぞかし大事なマフラー。苦労して買ったブランド物?彼女からもらったオンリーワンなもの?
と想像を巡らす後輩。


駅の事務所に着き、そこから果てしなく面倒臭いやりとり。


『どこで?』
『何時に?』
『何両目?』
『何色?』


何せ広く、路線の多い東京。確認を取るのに60分。


何でこんなとこでこんなことしてんだろ…無力感と孤独感。



沈黙を割る後輩の質問。


『どこのマフラーなんすか?』


『ん?無印良品だよ。』


無印△○■××◎っ!!

って、買えっ!!!面倒臭いねんっ!!

2000円~3000円の話にいっぱしの社会人が一時間も使うな!!



いや待て、井上。きっとその無印良品にはとてつもない思い出のストーリーが。


顔をひきつらせながら緊張の質問。
『そのマフラーには思い出か何か…?』


『ん?特にないよね。昔学生の時に友達と交換したんだ。交換した理由はただその日の服に合わなかったからだよね。』


ぬぉらぁぁぁぁぁっ!!!
なら買えやっ!なっ!?
新しい方が気分も変わるやろ!
執着し過ぎやねん!
ケチか!
いっそ俺が買ったるわボケ!!


という突っ込みを堪える後輩。



結局マフラーは見つかったもののその駅から45分かかる別の事務所に届けられてたそうで。



次の日、無印良品のマフラーは先輩の首にちょっと誇らしげに巻かれてました。


取りに行ったのね…あんたの執着心はスゲーよ…。



ちゃんちゃん♪