ノワールが好きなので…大藪春彦を読むつもりなのはこれが初めて。ファンの人にはよりによってとか言われそうな遺作で、未完の作品なんですよね。個人的にも未完とわかっていて読もうと思うのは初めてです。かなりええええ???という展開と内容らしいので有名な「野獣死すべし」なんかも読んだ上で作者の印象を持つようにしようと思っています。文庫本で上下巻らしいんですが、読めるのか? と思いチラッと冒頭を見てみたんですが面白い発見をした。
 主人公の名前が影山雅樹っていうんですね。ピンと来る人はピンと来るんですが、影山ヒロノブ、山田雅樹というヴォーカルが本当にいるんですよね。で、冒頭ちょっと大人のシーンなんですが、相手の女性の名前が高崎由美子だったりして。先ほどの影山と山田の共通項はそれぞれレイジーとラウドネスで高崎晃とバンドを組んでいたという事なんですね。
 パラパラとページをめくってみると沢田という人物もいるようです。これは元、Xで、ラウドネスのベーシストだった沢田泰司からとったのは明らか。
 ジャパニーズヘヴィーメタルファンとしては別な読み方のできる面白い作品ですね。今、チラッとみた範囲では高崎晃周辺の人物のようですが、他にも、二井原実、樋口宗孝、山下昌良、柴田直人、本間大嗣、田中宏幸、井上俊次など出てくるのかもしれません。ちょっと楽しみだったりします。