『 京都観光は何がしたい?』

それを聞いて、何かが引っかかっていた。


 それを必死に手繰り寄せる、そうだ・・・・。暑い夏の日、銀閣寺から水道橋へ父と歩いたのではなかったか?父は色々と話してくれていたが、当の私はそれを聞き流し隣に流れる川に動くものを探しながら興味をなさ気に歩いていたのではなかったか?そして、途中で香った『 みたらし団子 』の匂いにその元を探したのではなかったか?事あるごとに父は、『 あれは食べ逃したな~ 』っと言っていた。そして、水道橋を見上げながら一族が水道の仕事に携っていたことを誇らしげに話していたのを思い出していた。


 そんな思いに後押しをされ出た答えが、『 哲学の道 』だったのである。(件の団子屋のせいだったのか・・・・匂いの記憶とは意外にも恐ろしい・・・)


 第1目的地は銀閣寺、その後水道橋へ・・・・、ともすれば途中で『 団子屋 』・・・。


 荷物を置き、銀閣寺へ向かうことになったのだがその前に近所の御所を1歩き。・・・・・どころではなかった、流石は京都御所途方も無く広い。




From-Ban 蛮殻-御所  



御所を歩かせていただきつつ、お堀が浅いことや御所の周りの植物は季節ごと植え分けられて居ることを知った。御所の中は驚くほど静かで、外の雑踏が聞こえない事に驚かされる。


From-Ban 蛮殻  


軒先を失礼させていただき、銀閣寺行きのバスに乗ることになった。