大変ご無沙汰をしております。

みなさま、お変わりなくお過ごしでしょうか?


前回の記事にコメントいただいた方へ

大変お返事が遅くなり、申し訳ありませんでした。


しばらくブログをアップしていないため

すわ、体調が悪いのでは?

とご心配な向きもあったかもしれませんが

至って体の方は順調です。感謝です。


寒暖の差にやられ、風邪をひきそうになったり

安定期のうちに実家へ足を運んでおこうと出かけたり・・・

と細々としたことで日々過ごしておりました。


オット、私の双方の実家に妊娠報告を兼ねて

帰省してみて思ったのは、やはり皆口には出さなかったけれど

私たちが子供を持つことを期待していたのだなということ。


「もう、ダメかと思ってたわよ!(ハッ!)ごめん・・・。」(義母)

「排卵誘発剤とか使ったの?」(叔母)


あはは。反応おもしろー。

ま、排卵誘発剤どこの話じゃないけどねー。(苦笑)


不妊治療についてはこれまで一切話して来ませんでしたし、

これからも話すつもりはありません。


だって、オット、私の親族共々、もう80がらまりの高齢ですから

はたして話して理解できるかどうかも疑問ですし、

仮に理解できたとしても卒倒されそうなこと、

今さらわざわざ話す必要もないでしょう?


妊娠に至るまでの経緯については、

当事者である生まれてくる子供にきちんと告げることが

できれば、今のところそれだけで十分と考えています。


オット、私の親族には元気な子供の顔を見せてあげることが

一番の親孝行になるのかなと思っています。



さて、このブログでは妊娠経過については

記載は控えようと思っていたのですが、

書かなければ書かないで、何か不測の事態があったのでは?と

気になるところなのかなと思うので

今までの経過について少し記載しておきますね。


陽性判定後、すぐにつわりの始まる方も多いようですが

私の場合は、7週目くらいから始まったように思います。

はじめは、胃の膨満感からでした。


私の場合は、おなかがすくと気持ち悪くなる、やたら眠たい、

というのがつわりの症状でした。


とくに洗面所のにおい(水周り特有の生臭いにおい)が苦手で

トイレに立つのが苦痛でした。

今時、流行の香り成分強めの柔軟剤のにおいもダメになりました。


つわりの症状がはじまるのが少し遅かったので

終わるのも少し遅かったように思います。

それでも18週くらいで一段落したかな。

その後も疲れやすく眠いことが多かったため

四六時中、昼寝をしていましたが

それも、20週くらいで治まりました。


つわりの間、頻尿で夜中に1~2回トイレに起きていたのですが

これもつわりの治まりとともになくなりました。


胎動は、20週くらいから「もしかして??」と感じ始めました。

それは、ちょうどおなかの具合が悪い時に

ぐるぐるぐる~と腸の中を便やガスが移動していくのを

感じるのと近しい感覚です。

ですので、最初はおなかを壊したかと思ってました。


最近は、もう少し強く感じるようになってきたように思います。

内臓の筋肉がけいれんするのを感じるように

ピクっと動きを感じることがあり、オットもやっと

タイミング良く触って感じることができることがありました。


自分でも意外だなと思ったのが、胎動を感じる場所。

おなかの下の方(いわゆる下腹)あたりは、まあ当然として

今は、みぞおちの辺りもクニュクニュと動きを感じます。

どっちかが手でどっちかが足なんでしょうね。

おかげで、胃が押されていつもお腹いっぱいな感じです。


高齢妊婦で心配なのは、妊娠高血圧と糖尿。

どちらも毎回、検診時に検査されますが

もともと人間ドックなどでも指摘されていないおかげが

妊娠後も良い数値で推移しています。


これまでは、順調に経過していますが

前置胎盤ですとか胎盤早期剥離などの重篤な症状は

これからがいよいよ心配かと思いますので

慢心せず、注意深く経過を見守りたいと思います。





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私の妊娠についての記事をアップしたのちの数日間、

ブログへのアクセス数が急増し

その反響の大きさにとーーーってもビックリいたしました。


そして、あらためて実感したのは、

高齢(35オーバー)超高齢(40オーバー)になってから、

不妊に苦しむ方、治療に励んでいる方が

たくさんいらっしゃるのだなあという現実です。


当ブログも一応こちらのブログ村のランキングに

参加しているのですが



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しばらく、ランキングを確認していないうちに

すっかりメンバーも入れ替わり、そしてなんだかカテゴリーの定義も

当初は高齢=35オーバーだったものが、

高齢=アラフォー、オーバー40という定義に変更されたようで

なんとオーバー40の方の割合が多いことか・・・。


いやはや、日本の不妊治療の現場ってとんでもないことに

なっているのではないでしょうか?

先月、体外受精の公費助成制度の見直し案がまとまりましたが、

助成の回数や年齢制限など事情やむを得ない・・・

というのが現実でしょう。


(助成制度の見直し案については、

他のブロガーさんが私見を述べていらっしゃるので

今さら・・・なのですが

また別の機会に私も私見を述べてみたいと思っています。

私のブログは「裏読み」を自称しておりますので、

もちろん今回の制度改正も裏読みで真実に迫ります。

でも、きっと時間がかかりますのでのんびり

お待ちいただけるとありがたいです。)


私が今回、自分の妊娠を記事にしたのは

同じような境遇におかれている方に、

「あなたにも希望があるよ!」と単純に励ましのメッセージを

送りたかったからではありません。


妊娠には至りましたが、多額の費用のかかる方法ですし

倫理面など問題点もあります。

また、実際に体験してトラブルも経験し、

皆さんにお薦めしたいと思ったわけでもありません。


ましてや、妊娠がうれしくって仕方がないから

記事にしたのでも、決してありません。


私の長い長い不妊治療歴を、

そして不妊治療に費やした多額の費用を(→記事はこちら

お恥ずかしながら、すべて包み隠さずさらけ出すことによって


・不妊治療とはどんな治療なのか?

・これから先の治療をどう選んで行くべきか?

・いつが治療の辞め時か?


ご自分の治療経過と重ね合わせていただきながら

考え直すきっかけにしていただきたいという

思いでブログの記事とした次第です。


私自身、自分の治療を振り返って思うのは

こんなにも長期でするべき治療ではなかった・・・

という後悔の念です。

私はもっともっと早くに治療を辞めるべきでした。


子宮内膜症既往症の方は、早発閉経の傾向にあること。


子宮や卵巣の手術の経験のある方は、手術した部分の

血流が悪くなり、不妊治療の成績に影響を

及ぼす可能性があること。


IVFで妊娠に至る方のほとんどが、3~6回の採卵周期で

採れる卵で妊娠に至るということ。


これらのことは、治療を始めてから随分と経ってから知りました。


長期の治療の間、セカンドオピニオンも含めると相当数の

クリニックのドクターからお話を伺ったことになりますが

「あなたは妊娠できる可能性の極めて低い方の方です。

それでも治療を続けますか?」

と根拠を示して聞いてくださった方は皆無でした。


もっともっと早く自分の治療を考え直す正しい知識があったなら。


長い治療で費やしたお金ももったいないですが、

それよりも、もっともったいなかったのは費やした時間です。

お金は、また働いて取り戻すことができるけれど

失った時間はどうやっても取り戻すことができません。


後ろ向きな気持ちで鬱々として過ごした時間がもったいなかった。

もしも、もっと早くに治療を辞めていたら

趣味でも仕事でも、なんらかの道を極めることができたんじゃないか。

前向きな気持ちで日々を過ごせていたのではないか・・・・。


yummyさん、妊娠した今だから言えることなんじゃないの?

と思われる方もいるかもしれませんが、そうではなくて

私自身、今回の妊娠に至る最後の移植を迎える時点で

すっかり妊娠はあきらめきっていました。


ちょうどそれは、「憑き物が落ちるみたいに」

という例えがまさにぴったりな心境で、

妊娠への執着が心からきれいさっぱり流れていくような感覚でした。


不思議と哀しくもなく、世の中には自分が努力しても

どうにもならないことがある・・・という悟りというか

自分の人生をそのまま受け入れる覚悟ができたというべきか。


ですので、移植をした渡航先では

移植後、ドクターから止められていたマッサージに行って

エビ反りになって飛び上がるほどの強烈なマッサージを受けましたし、

ガンガン炎天下を歩いて寺院参拝に出かけました。


帰国後、すぐに職業安定所に出向いて求人を探したり

資格取得に向けて教材を探したり・・・と

これから先の子供のいない人生への準備を

始めた矢先の今回の妊娠でした。


人生一度きり。

どうぞ後悔のない選択ができますように。


治療に行き詰ったり、悩んだりしている方に

少しでも私の経験からヒントを得ていただけることを

願ってやみません。


前回(8月22日)の記事に関し、私が故意にではあるのですが

直接的な表現を避け、記事を書いているため

多くの読者の方の誤解を招いてしまったようです。

大変申し訳ございません。


私自身、自己卵での不妊治療は、昨年(平成24年)8月にて断念しております。

よって今回の妊娠は、自己卵による治療結果ではございませんことを

追記させていただきますとともに、誤解を与えてしまった皆様へお詫び申し上げます。


前回の記事には、たくさんの温かいコメント、メッセージをお寄せいただきました。

大変うれしく、読ませていただきました。ありがとうございます。

ですが、誤解を招いていることがわかり、大変心苦しく

コメント欄は急遽閉めさせていただきました。


コメント、メッセージをお寄せいただいた方には

個別にお詫びのメッセージを送らせていただく予定です。

少し時間がかかるかもしれませんが、ご容赦くださいませ。


取り急ぎ本日は、追記とお詫びまで。




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