【場況】
 中盤の東京外為市場では、対円相場は上昇幅を縮小している。前日の米国株高を背景
に上値を拡大していた対円相場だが、今日の日経平均が上昇してスタートした後、マイ
ナスサイドに沈んだことを受けて、円買い圧力が強まった。また、今日の日銀金融政策
決定会合やその後の白川日銀総裁の声明にも注目が集まっているようだ。

 ドル・円は1ドル=107.80-00円近辺で推移していたが、日経平均の下落を
受けて107.65円まで下落。東京時間午後12時1分現在は107.78円近辺で
推移している。クロス・円は豪ドル・円が1豪ドル=101.13円、ユーロ・円は1
ユーロ=166.54円、ポンド・円は1ポンド=209.92円で推移している。

【NZドル乱高下、豪ドルは堅調】
 今日発表されたNZ4月小売売上高が前月比1.0%の上昇と予想を上回ったことを
受けて、NZドル・円は一時81.20円近辺まで上昇。しかし、除自動車での前月比
が0.5%の低下と予想外のマイナスとなったことで売りが優勢となり、80.75円
まで下落した。その後も80.80円近辺で上値が重い展開となっている。

 一方で、豪ドルは堅調。前日発表された6月の豪消費者インフレ期待が、1993年
の調査開始以来で最も高い水準となったことで今後の利上げ観測が再び高まった。向こ
う1年間のインフレ期待は5.9%と、5月の5.2%から加速している。このあと日
本時間午後12時10分から行われるスティーブンス豪中銀総裁の講演で金融政策に対
する見解が示される可能性があり注目したい。