東証後場寄り・高値もみ合い続く――アジア株高好感の買いは限定
6日後場寄り付きの東京株式市場で、日経平均株価は引き続き高い水準でのもみ合い。上げ幅は200円を超えており、1万4500円台半ばから後半で推移している。ただ、前引けとほぼ同水準で寄り付いており、動意は乏しい展開。アジア株式相場が軒並み上昇しているが、好感した買いは特に目立っていないようだ。東証株価指数(TOPIX)も高い水準でもみ合っている。
週末の後場とあって積極的に買いにくい雰囲気の中、いったん手じまいの売りを出す動きが上値を抑えているもよう。特に、日本時間今晩発表の米雇用統計(5月)を見極めたいとの声は多い。朝高で始まったハイテクや自動車など輸出関連株の上値が重くなっている。また、原油高を嫌気して化学株の一角がさえない。
後場寄り付き前の大口成り行き注文は売りが1300万株、買いが1170万株で、差し引き130万株の売り越しだった。
前引け後の東証の立会外取引でバスケット取引は約701億円が成立した。市場では「やや買い決め(投資家の買い・証券会社の自己売買部門の売り)が優勢か」との声が聞かれたが、現時点で相場全体の一段高にはつながっていない。
12時45分現在の東証1部の売買代金は概算で1兆3688億円、売買高は同13億4409万株。東証1部の値上がり銘柄数は974、値下がり銘柄数は624、変わらずは108となっている。〔NQN〕(12:52)