日本人を幸せにしていく法?! | 追伸 4jhから愛を込めて

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フォージョウハーフ 代表 日比野は、考えます。


「どうしても和解できない、解決しない時はどうするのですか?」

「みんなが知っている昔話をしますのや、誰でも知っている話やないとあきまへんで。
 裁判官も検事も、被告も原告もみんな知っている昔話。
 そしたら、話はまとまりますな」

 元日弁連会長 中坊公平先生のお言葉である。

 盛和塾でフェリシモの矢崎名誉会長より教えていただいた言葉だ。

 この言葉ほど、私の人生に大きな影響を与えた言葉をないと思う。
 それから中坊先生の著作を拝見させていただいた。

 一度もお会いしたことはない、ご迷惑を顧みずに言えば、
 中坊先生に私淑させていただいている。 
 
 法には東洋的な法哲学と西洋的な法哲学による法がある。
 
 一般的に専門家を含め、法と言えば、西洋的な法哲学による法を法として認識している。

 この法に息苦しさやあろう事かこの法により不幸が始まっていることさえある。

 この世のあらゆる事象の諸目的の目的は幸福である。
 そう教えていただいたもの前出矢崎会長だ。
 
 法も本来は人を幸せにする為にあるはずである。一歩譲歩すれば少なくとも、
 人を不幸にしない為に存在するはずである。

 しかし、こと労働法に関して言えば、それを一番遵守する行政機関や公務員が、
 他業種を圧倒してメンタルヘルス不全に悩む。

 かつて労働法務に関するアドバイスを生業としていた頃、
 自らの仕事が不幸を生んでいるのではないかという恐ろしい予感を抱いていた。

 そんな頃に東洋型の法と出会いがあった。冒頭の言葉である。
 
 東洋の法は、「人間の良心がよりよく発揮がされる」ことを目的とする。
 良心が発揮される、または、邪な心が現れるのを防ごうとする。

 そんな中坊先生が今月初めお亡くなりになられた。
 ご冥福を心よりお祈り申し上げます。


 追伸 4jhから愛を込めて
 
 数年前、中坊先生が弁護士登録を取り下げた後、
 忍辱の日々を過ごしているとTVで、お話しされていた。
「僕は先生のファンです」とただそれだけを言いたくて居ても立ってもおられず、
 アポなしで事務所を訪問した。
 
 事務所にはおられず、お手紙を出そうと思い、結局出さないままであった。
 悔恨の不作為だ。
 
 私は、先生に教えていただいた良心をベースとする日本人が幸せになれる法律の復活を
 今生の使命とします。引き続きご指導くださいませ。