イメージを左右する色効果~好印象を与える話し方3~ | 毎日を楽しくハッピーに!池崎晴美のハッピー・トーク♪

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「自分の好きな色を身につけていると安心する…」
このように感じる女性は多いものです。
 
そして女性に限らず、その日選んだ色から、自分でも気づかない体調や気分まで分かる、不思議な力が色には隠されています。
 
好印象を与える話し方の3回目は、身につける色で自分の気持ちをコントロールしたり、目的に応じて相手に与えるイメージを良くするお話です。
 

さて、色と話し方について、まずはそれぞれの色が持つ特徴と、話し方に与える影響を説明しましょう。
 

エネルギーを外に発散させる色、勝利を連想させる色という特徴を持ちます。
 
そのため、相手に与える印象が強く、勢いも併せ持ちます。
自然と話し方も積極的になり、強いイメージを与えます。
 

には精神を安定させる働きがあります。
 
その色合いから、なんとなく納得してしまいますね。
穏やかに、ゆったりと喋りたい時に選ぶと効果的でしょう。
 

歴史的に、高貴な色として扱われてきた経緯があります。
 
女性が赤い紫を身につけている時は、女性らしく見せたいという思いの表れです。
優雅さがあふれる話し方になるでしょう。
 

積極的で、前向きな気分になれる色です。
 
白を身につけたいと思う日は、かなりコンディションが整っている状態と言えるでしょう。
その話し方からも、相手に明朗快活なイメージを与えます。
 

には心を安定させる効果があると言われています。
 
そのため、ひとつのことに意識を集中させようとする時に効果的です。
大きな仕事に臨む時は、青や紺色を身につけると落ち着いた話し方が出来るでしょう。
 

いくつか色の持つ効果を紹介しましたが、日頃から注意して見てみると、上手に色の効果を取り入れているケースに気づくはずです。
 
列記してみましょう。
 

例えば2006年、2007年連続で、日本が世界一になったワールド・ベースボール・クラシック。
 
日本のユニホームは紺地に赤色でJAPANが浮かび上がっていました。
サッカーのユニホームもご存じのとおりサムライブルーですよね。
 
米大統領は多くの場面や演説で、青色のスーツに赤色のネクタイ姿で登場します。
 
情熱の赤に誠実の青。
この組み合わせ、相当な効果が引き出せそうです。
 

小児科の看護師さんのユニホームでは、ピンク色が多く見られます。
 
甘く柔らかいイメージのピンクは、緊張を和らげる色として認知されています。
これにやさしい会話と対応が加われば、医者嫌いの子どもたちの緊張感は緩和されるはずです。
理にかなった色の採用と言えるでしょう。
 

私は以前、色彩の勉強をしたことがあります。
 
そのため、その日の仕事の内容で、身につける洋服の色を決めるように自然となりました。
 
その場に合ったカラーを身につけることで、自分のモチベーションを高め、相手にも良い印象を与えられるからです。
 
まさに、一石二鳥の効果が得られます。
 

私のオフィスは、椅子、ペン立て、鏡、時計すべて赤色で統一しています。
 
赤の特徴は先に紹介した通りです。
 
話し方の練習には活気のある色、赤が最適なんです。
狙い通り、スタッフも生き生き働いています。
 

好印象を目指すなら、色の効果を活用しない手はありません。
習慣的に色に意識を向けるように努力してみてください。
 
色はあなたらしさを演出する強い味方になってくれるはずです。