にっこり中3女子の通う学校は、
お勉強が基本です。

部活とかで入ってくる子はいないし、
基本的には卒業後は大学進学です。

勿論、6年間で色々な選択をする子はいて、
別の高校を受験したり
芸術系に進んだり
学業の傍らスポーツで成績を残したり
文化系の部活も結果を出していたり
資格、コンクール、その他...
それぞれの分野で活躍する子がいます。



そんな中


向き合って、悩んで、泣いて、
助っ人を全力でやりました。

いや、やったように見えていました。

が、「全力」って、
何を以て言うのでしょうか?


結局にっこり自身の
「もっと努力できた」という、
「やらなかった」自覚が見てとれました。


結果、学校&部活としては快挙
にっこり本人にとっては悔しい結果
となりました。


応援に行って感じたのは、
他の子達が飄々としていることでした。

「二位じゃダメ」じゃないんです。

でも、にっこりからしたら
一位になれた可能性を
自分自身が信じられず、
努力できなかったことが
悔しかったんだと思います。

泣いていたのはにっこりだけで、
チームのお友だちからも保護者からも
誉められましたが、
私は、その前の八つ当たりの涙 と



今の涙の大きな違いがわかるので、
「頑張ったよ」とは言えませんでした。


実際、にっこりは頑張りました。
でも、プロセスとして
頑張りが足りなかったことを
本人がわかっている以上、
当日の頑張りだけで評価はできません。



私は、

悲しいもっと早くにっこりの行き詰まってる壁に
気づいていたら...

悲しいあの時、もっとにっこりに自信を漲らせるような
言葉を掛けられなかっただろうか?

悲しい当日、不安なにっこり
もっと力を与えられなかったのか


色んな思いでモヤモヤしました。



でも、にっこりの人生はこれからです。

チームの皆に囲まれて、
他の保護者に慰められているにっこりに、
ニコニコ「泣きなさい。
泣くほど自覚してるんでしょ?
自分の努力不足を。
ちゃんと反省して、泣いて、
次があるなら次に繋げなさい。
みんな、お疲れ様。」


チームの皆がにっこり以上に努力したのか、
私は知りません。

していない子もいるとして、
にっこりは、自分の努力で違う結果に
なったであろう可能性を自ら失くしたと
わかっているし、
誰かのせいにするほど無駄なことはありません。

皆は、今までにないチームとしての記録に
喜んでいました。


親としては、「あぁ、この学校での
一生懸命や部活への取り組み方って、
熱量が違うかぁ...。
先生も、『そこそこ』で満足かぁ...。」と、
ほんの少しだけ、
にっこりに同情じみた気持ちを持ちました。



高校生になってからどうするのか、
にっこりは、より一生懸命になると思いますが、
助っ人参加するかどうかも、
チームの熱量次第だと思います。

皆のモチベーション&力があがるか
皆との温度差ににっこりが諦めるか、
どちらも正解とか間違いとかではないし
長い目で見守り続けたいです。




大丈夫って

言ってくれる人がいる