から、
はB君に諌められ、

勿論手を出したりはしていません。
それを話してくれながら、
笑っているようにも
泣いているようにも見える顔で、
深いため息をつき、
うなだれていました。
私は、「偉かったよ。」
「頑張ったよ。」
「でも、まだ頑張らなきゃ」と声をかけ、
頭を撫でながら、
この子をこんな風に宥めたのは
久しぶりかもしれないと思いました。
こんな風に、
弱った姿を丸ごと見せて寄りかかってくれることを
嬉しく有り難く思います。
もう高校生、
だけど、まだ高校生。
甘えにくくて自立してなくて
自我は一人前で社会に揉まれて
逞しく育っている途中の
子どもです。
何度も頭を撫でながら話を聞き、
何か言う毎に撫でています。