の続きです

足音もたてずに作品に心を寄せる、
そんな美術館に

発達障害の気があったり
落ち着きのない子は特に、
「悪い子」みたいな扱いをされて悲しいです。

充分に作品を見て回れるとは思えません。
そんなやかまし男子でも
芸術に触れられる場所はあります。
遊べてゆったりできて、
子どもの「なんで?」に
「なんでだろうね?」と答える
アート感溢れる作品の数々に出会えます

こちらもゆったりしていて
人を介して出来上がるアート作品もあり
面白いです

「おー!すっげぇ~!」
「来てきて!」
「何これ?」
「変なの!」
「なんで?」
「でっかーい!」
そんな、
等身大の感動や表現に


言いたくないです。
「すっげぇ!」に「すごいね?」と返し
「でっけぇっ!」に「大きいね」と返すのは、

「どこがすごいと思ったの?」
「何が面白かった?」
「どれが好き?」
「1番かっこいいのは?」
なんて聞きながら、
「なんかね!あのね!」と
言葉が出てこないときは大きなチャンスです。
「キラキラ」「ドーン」
といった擬態語が大量生産されるのは、

気を付けたいのは、
「情操教育」なんてサブテーマに囚われないこと。
私の質問にうまく返せないときや
他の目を惹くものを見つけたら
私は無視されます。
それで良いんです。
1番大事なのは、

言語化、表現、インプット、アウトプットは
二の次です。
小学生になると作文で絶対ダメ出しをする
「楽しかった」が出たら、
花丸です。
ぜひ、丸一日この場所に費やして、
子どもの思う存分楽しませてください。
心がすご~く育ちます。
子どもにとっては
ストレス発散にもなると思います。
情緒が安定するし
芸術に触れられるし
体も動かせて運動機能も高まるし
何より、何時間いてもお値段は変わりません

アートでもなんでも、楽しむ心が大切です。
幼児の美術館は、
楽しめなければ意味がないと思います。
こうして、畑をしっかり耕していると、
種を植えたときにグングン育ちます

本当は、夏休みに小中高生も一緒に...と
思っていたのですが、断念。
大人も勿論楽しめます
