毎度おなじみの大河ドラマの件

 

もう少しきつい題名だったのを改めました。

 

宇宙兄弟の題名をそのまんま借用した豊臣兄弟。

 

織田家と豊臣家臣団がコーエーテクモゲームスのキャラのごとくこれでもかと徹底的に余すところなく出てきます。

 

推定ですが、これまでの大河ドラマの中で、登場人物に関しては史上最大規模で忠実に出てきています。

 

予算も年々増額しているのではないかと推測されます。

 

ただし、状況設定や、事実設定に勝手な創作が加えられているのはいつものこと。

 

大河ドラマを日本人が作っていないのもいつものことです。

 

その中でNHKを実質的に運営しているグループがもっとも忌み嫌い憎んでいるのが豊臣秀吉なのは明白であり、

 

それはわざわざ日本の歴史の中では最も人気のない裏切り者の明智光秀を主人公にした時の、豊臣秀吉の人物像の作り方などで明らかになっていたのでした。

 

 

日本人が作っていないなというのは、自分に限らず、当時もすぐに大勢の人間が気が付いて指摘し始めたのでした。

 

つまりすぐにわかるのです。

 

金のかけ方と、超有名売れっ子脚本家の起用で勢いよくスタートした兄弟も早くも史実無視、ありえない設定で

批判がされ始めました。早くも馬脚を現しはじめたというわけです。

 

というのが、織田信長の妹であり、戦国時代の悲劇の一つであるお市の方が、浅井家が滅ぶ際に夫の切腹の介錯をして首を切り落とすという件です。こういうことをしたドラマはありませんでした。

 

お市の方の設定は実はドラマの最初からおかしく、信長が桶狭間の戦に勝つよりも前の時点で、信長の忠実な理解者であるかのように登場しており、信長が25才前後のころ、お市の方はまだ10代でありながら、主人公の豊臣秀長や豊臣秀吉、当時の木下藤吉郎などをあのようなものなど殺してしまえばよろしいのに、などと意味不明なことを言わせていました。この時点でドラマの設定がおかしいことに気が付くのは自分たちぐらいなものです。

 

信長の妹であるお市の方が信長の残虐さとほとんど変わらないぐらい腹黒く、人を殺すことに対して何のとがめだてもしない、そのような姫として描かれていたのでした。

 

長いのでこのへんでいいでしょう。そのお市の方は、宮崎という女優です。この人は向こうの国の勢力に取り囲まれていることで有名な女優です。信長の指示のもと秀吉・秀長に攻め立てられて浅井長政を自分で首を切り落としていては悲劇でも何でもありません。これはどういうことかというと、このドラマに顕著なことですが、織田信長のやっていることはすべて理由があって正しいという事にするという合理化をしているのです。

 

主人公は秀長ではなくてほとんど信長です。

 

大河ドラマを作っているのはこの国の人間ではないので、どれだけ史実に忠実に織田豊臣家臣団の人間が出てきても

それは社会の歴史認識をゆがめるために面白く豪華にしてやっているだけです。

 

少し前のどうする家康の時の最強に怖くて最強にかっこいい信長をやっていたのも、今のお市の方の実際の結婚相手のJタレントです。なるほど、ものすごくわかってきました。織田信長というのはかつてない規模で敵方や裏切って敵になった自分の配下、日本の一般大衆や、浄土真宗の一向門徒を大量に殺めた人物でした。

だから織田信長はいつも最強でいつも正しいのです。

そういうことか。

 

あまりにわかりやすいこと、かくのごとし。