文春の記事の反響が大きいらしく、これで反応している人たちはまだ救いようもあるが

 

世間全体としては沈黙していますね。

 

自分も何かできることはないかと思い、夜な夜な巨大掲示板の人々と議論しています。

 

今ようやく議員の中で活動を活発にしている人がいて民主党参議院の原口氏が石井こうき氏

の遺志を引き継ぐ人だなどと持ち上げられるほど注目が集まっている。

 

それは全くその通りだと思うが自分が原口氏の活動を見ていて少し危うく思う面があるので

書いてみたい。

 

【幕僚】スタッフシステムです。

 

別件になるが自分が明治維新陰謀論にするのがすごく嫌いなのは、あれは日本でも世界に通じる革命の方法論を示していて、世の中を個人が動かすためには何が必要かということの

モデルを示している、何百人という侍たちが限界まで行動して効果を積み重ねた血で贖われた生きた証だからです。グラバーが武器を売ったぐらいのことで世の中ひっくり返りません。

ろくに歴史の本も読んでいないのに坂本龍馬の悪口を言ってさも知ったかをしている人たちが非常に不快です。

 

別件になるが、明治維新をイルミの陰謀論で片づけているのはまさにそれこそがイルミの陰謀論だとここではそれだけをいっておきます。日本の歴史に被害者意識を刷り込み、成功した革命を卑下させて参考にさせないためですね。

あれを一番恐れているのは誰かわかりますか。

参考にさせないよう砂をかけて埋めているのは自民党ではないです。

日本が今、勢力を結集して戦って独立をするとしたら誰からなのか。

それを考えれば簡単にわかることだと思います。

陰謀論のオペレイションに簡単に流されないでください。

 

要するに坂本龍馬にも大勢の仲間と手下がいるし、西郷にも大久保にもいます。

 

手下と仲間がいる。これ必須条件なのです。なんでも一人ではできないし、用事も交渉も

多岐にわたるので、指示だけ出して代理で役を務める人も必要です。

 

逆に言うと幕末に暗殺が集中したのは、この表に立つわけではないが最も重要な役を担う人物の周りの人物を殺してしまうと物事が進まなくなるからです。徳川方の徳川慶喜は西郷の大河ドラマでもやっていましたがそういう自分の腹心の部下を二人も殺されて、最後は頼るものは豪農出身の侍ではなかった渋沢栄一しかいなくなってしまいました。将軍とはいっても

老中などの大名の中に慶喜の仲間や部下になってくれる人はいなかったのですね。

親戚の松平春嶽がだいぶ協力してくれていたのですが、慶喜の個人的資質から結局はこんな人にはついていけないと見放されてしまいました。

 

個人の資質や考え、勇気というものも必要ですがスタッフシステム、幕僚が機能しなくなると、考えや権力だけ持っていても機能しなくなります。

 

 

ところ変わって現代の、原口氏なのですが、表に立って岸田内閣や厚生大臣武見の追及を激しくやっています。開示派の筆頭としてエックスツイートを使って情報を発信してもいます。

 

 

しかし同じ民主党議員の中にこの陰謀論の解明と対策を共に練っている仲間や原口氏の手下に該当する議員の存在が全く見当たらない。原口氏一人でやっている。

 

これは話変わるが自分が山本太郎を全く信用できないのと同じ現象です。

仲間の存在なく全部一人でやっている。これは彼がパペット人形であることの証左です。

 

原口氏、これに政治家になるために格闘技で実績を上げたかった本物の最初から政治家志向の須藤元気、そしてサンセイトウカミヤがコロナ陰謀論に立ち向かう議員としてみなされています。それにしても、民主党から一人で、一人だけで行動しない党に対して離党もしないで

一人っきりでいいとしてやっている原口氏はこれでいいのでしょうか。

 

原口氏は確かに岸田首相や武見厚相に舌鋒鋭く追及してはいる。

 

しかし同時に医師免許弁護士免許そして元県知事で議員という最強の経歴を持つ新潟の岡田氏だとおもったが、その議員はコロナパンデミックをすべて受け入れてワク害もコロナ陰謀論も一笑に付してしまっている。医師で議員であるにも関わらずです。党の中にいるこういう人物を説き伏せるか、まず党の中のグローバル推進派と激論を交わすべきではないでしょうか。原口氏はどうも民主党党内でこの手の動きは全然行っている節がない。

 

岡田さんは岡田さん、わしはわし。それじゃ困りますよ。

 

自民党政権だけ攻撃していればよいというのは間違いです。

 

党内の行動しないものたち、学識があるはずなのに陰謀論を笑っているものたちを説伏できないといけない。そうやって味方の中の敵を倒し自分についてきて協力し従う手下や盟友を

作らないといけない。いつまでも警鐘を鳴らすたった一人の行動でいいわけがない。

 

原口氏は民主党内での仲間づくり、あるいは党内のグローバル推進派との闘争を行っている節が見られません。一緒に動かしていく仲間も味方もいないので、党の中での闘争はすることなく見過ごしています。

 

【幕僚】スタッフシステムが機能しません。

 

盟友や頼りになる仲間、部下、手下の存在がないままでは政策活動はゴールまで行くことはない。それができていても闘争に負けたら終わりです。

ですが少なくともそれが政策活動のスタートラインに立つことです。

自分が明治維新の歴史をずっと見ていて痛感していたのはその点です。