テレ朝で左翼の振りしつつ、自民政権を支えるだけのおじさんかと思っていたら、民主党が2012年に六ケ所村再処理工場を止めようとしていたことを最近の新書で伝えていて、にわかに自分の注目度が変わったジャ-アナリストです。

 

2011年末に書いて2012年に出版した原発についての本の紹介を読むとやっぱりな~と思います。(また読まずに結論する2)

自民党政権じゃだめだ、もう一回野党政権を作らせるといって野党を呼びつけて協力させようと動いていることも明かしていますが、どうなのでしょう。

 

 

1989、4,28 週刊ポスト997号

 

田原氏の写真の入った本を探していたらこんなものがありました。

佐野量子さんかわいいですね!

アマゾンの中古ボンデプレミア2800円です。

売れてしまったらこの写真もなくなるのでこれを表紙に使っておきます。

田原氏の名前もあります。1989、4月まだ日本が生きていた時代ですね。

その意味でも象徴的です。

佐野量子さん好きでした。子供のころから美少女好きだったのです。

 

 

 

 

 

まず2012に民主党が裏で再処理工場を停止させることに動いていた時期に出した本の内容から彼の立場を言います。

 

このおじさんは典型的な軍国少年で、その行動がすべてこの時の経験によっています。

 

何が関係しているのと思われるでしょうがまあ見てください。

 

原発とどう付き合うべきかで言っていることは、当時放射能汚染が騒がれていたが危険性の基準ははっきりしない、いやはっきりしないなんてことはありません。これは、あっちでは危ないというがこっちでは危なくないという、どちらかよくわからないが恐れが広がっている。冷静になろうということです。放射能汚染問題をとにかく沈静化したかった政府の方針と同じことです。

 

それから、いまや芸能人の間では脱原発を表明することが広まってみんなそういうようになっている。そのまんまやめればいいだけのことですが、そしたら電力はどうするんだ!

 

原子力発電で社会が運営されているのに、恐怖心や流行りで脱原発が当たり前になるのが許せない、矛盾してる。こういうことなのです。実際と口、社会と言論が乖離しているという状態をひたすら見つけて指摘する。田原氏にとっては電力問題をどうするかとか、原子力政策をどうするかというより、本音と建前の分裂を指摘していくことがすべてなのです。これが軍国少年ジャーナリズムの永久の姿勢です。

 

田原氏の自民党・政党に関する著作 題名の横は共著者 インタビュー相手

 

それでも小泉純一郎を支持します

2002 3月 幻冬舎

 

崩壊自民の裏のウラ

2009 3月 朝日新聞出版

 

知らないではすまないニッポンの政党

2011 8月 アスキー新書

 

ちょっと待って竹中先生アベノミクスは本当に間違ってませんよね?

2013 12月 ワニブックス

 

安倍政権への遺言 首相これだけは言いたい

2015 7月 朝日新書

 

変貌する自民党の正体

2016 6月 ベスト新書

 

矛盾だらけの日本の安全保障 専守防衛では日本は守れない

2016 8月 海竜社

 

なぜ今江口恵観なのか

2017 4月 バジリコ

 

激論!安倍政権崩壊

2017 7月 河出書房新社

 

民主党蘇生計画     玄葉光一郎ほか

2017 9月    中央公論デジタル

 

自民党解体新書   佐高信

2018 7月     河出書房新社

 

平成の重大事件 日本はどこで失敗したのか 猪瀬直樹

2018 6月     朝日新書

 

令和の日本革命 2030年の日本はこうなる  小泉進次郎ほか

2019 6月    講談社

 

安倍政権が目指す令和の日本とは?

2019 6月   中央公論デジタル

 

今こそ問うl公明党の覚悟

2022 4月  毎日新聞出版

 

 

 

自分はつねに編年体でおうということが大事だと思っています。この20年の田原氏の著作を読むと見事に、自民党小泉竹中安倍を取り上げ、小泉氏を支持しますという著作まで出している。これだけ自民党関連の書作を出していて、たとえば自民党抵抗勢力と言われた亀井静氏だとか、小泉によって敗北させられた野中広務や亡くなったので無理なのだが橋本龍太郎あるいは小渕恵三といった自民党の元の主流派とはまったく絡みがない。そして間違っても

小沢一郎などとは関係しない。

 

 

本をすべて読まなくても題名を順番に並べていくだけで、だいたい彼がどのような立ち位置で

ポジションを取っているのかということがわかるのではないでしょうか。

安倍政権に関しては、彼の強硬路線を戦中派の戦争体験者、戦後民主主義の担い手として

あくまで危惧しつつも、常に持ち上げて、アベシ・その後継者たる小泉ジュニアを支える行動を取っていることが分かる。この中で言うと、2018年に出された猪瀬直樹氏との共著が一番読んでみたいと思う。ここに出ていないが、2013年に出された嘉田由紀子氏との地方から政治を考える政治学講義2という本には、当時、環境政策のスターになっていた飯田哲也氏なども扱われていて、この人たちに期待が寄せられていたのになあと昔懐かしい思いがする。

この2013年というのは歴史の変動期で、この時期に改革派の活動がすべて失敗した。

そこから安倍自民の絶対安定長期政権が始まり、自分も環境活動と縁が切れてしまい、やがてアイドルにうつつを抜かす日々が始まったという忘れられた社会の転換点です。

田原氏が取り扱った事柄や人物たちの変遷を見ているだけでも、その都度、当時何が話題の中心になっていたのかということがわかる。これは本の著作の一部で、本当にたくさんの本を出されている。

 

 

ちなみに政党の話題とは別に2006年に

 

RNAルネッサンス遺伝子新革命 中村義一

2006 6月  医薬経済社

 

という本も出していてぶったまげた。畑違いで何もわからないはずだが、こんな昔から

エムRNA遺伝子治療の話題を取り上げていたのだ。これは要チェックしたい。

 

 

田原氏がどの程度直接の指示を受けたエージェントなのか知りませんが、彼が自民党がなくなったほうがいいとは思っていないことはその立ち位置を見れば誰にでもわかります。

 

自民党を力ある保守として機能させるためにはライバルの野党が元気でなくてはいけない。

 

草食獣を飼うのに、少し刺激を与えるためにライオンの檻を近くに設けるようなそのようなものです。小泉元首相を使用済み燃料の地層処分場の必要性を教えるために北欧の施設に連れて行ったらその時を契機に逆に小泉元首相が熱烈な反原発派になってしまったということを繰り返し書いていますが、これも原子力政策を推進させるために元首相を連れて行ったら逆に反原発派になってしまったというイロニーを面白く思っているだけで、田原氏が反原発になった小泉氏を正しい男だと思っているわけではないのです。

 

田原総一朗という男は電通と自民党にうまく取り入って生きてきた男だ、学問道場の先生はそう評しています。自民党の前にまず電通があるのはどういうことなのか。それはよくわからないのですが、テレビ局で田原氏以上に政治に影響力を持った人間はいないので、その影響力を電通といっているのでしょうか。

 

 

野党を励ますために、実際に叱咤激励していることは確かですが、それは自民党のためです。アベシに関する田原氏の本など見ると、そんな本を出していることは知りませんでしたが、

ものすごい思い入れです。それはおそらく、アベシが面従腹背をやめて、アメリゴに対して、自身の排除の原因になってしまった強い姿勢、先生が言うにはいうことを聞かなくなり

止めろと言われても核武装へと本気になっていた、そういうアメリゴに対して強気に出ていく姿勢に、面白い男が出てきた、今までの自民保守派とは違うぞ、と面白く思っていたということなのです。これもまた、田原氏が日本は核武装して再軍備すればよいとまで思っているウルトラの保守派なわけではないのです。自分が再軍備核武装をすべきと思っているわけではないが

その非現実的な武力拡張に取り組もうとする自民強硬派は彼にとって面白い存在なのです。

できないことをしようとしている人間は彼にとっては魅力的にうつる。

今まで日本の、自民党政治家はひたすらアメリゴの言いなりだったのに、

核武装も辞さず、アメリゴに強気に出る姿勢は面白い、っということなのです。

 

そういう社会体制にすべきだ、アベシガ帝国日本を復活させるとは思っていないのです。それだと危険でそんなことではまずいのはわかっています。ですがかれはこういう理想と現実のアンビバレントな乖離状況を常にもとめているのです。

原発の場合は左翼がきれいごとばかり言いだすのが気に食いません。

それでいいのか、と必要性を認めるよう矛盾を指摘します。

アベシの場合は無理なのが分かっていて強者のアメリゴにお坊ちゃんのアベシがひるまない姿勢をみせるのが面白い、こいつは今までと違うぞ、と感銘を受けるのです。

こういうのを天邪鬼といいます。

 

2012の段階での著作は、人々や社会は原子力発電によって支えられ、恩恵を受けているのに、芸能界の流行りで脱原発が当たり前になるのは困ったことだ、矛盾している、というものです。実際は支えていないのです。だからそこはまさに、電通、電事連の原子力プロパガンダをそのままなぞっているにすぎない。

 

 

イルミ勢力が両建てで社会を支配するとはこの開示情報に触れていくときに最初に覚えさせられる基本のようなものです。それを理解するのに自分も相当な時間を要しました。今でも完全には納得しているとはいいがたいです。左翼もイルミナティー、要するに共産党もイルミ勢力だというわけですね。まあそういう考え方はそれでいいんですけども、それについて資金がどう支えているとか、実際に人間の系譜としてどういうつながりがあってとかいうことは全然言われないわけです。それでそういうことだけ言われても。ですが支配体制としてそういうことになっているということはわかります。

 

田原氏が野党政権樹立を後ろ盾となって応援しようとするのは、イルミの指示に従っての両建てのためだとは、自分は思いません。そういうことが必要なら、別に田原氏を介すことなく自分たちでもやっているでしょう。これは単に、田原氏が、自民党をたるませないためにもっと強い野党でいてもらわなければ困る、という個人的な彼の個人的なフィクサー活動の現れだと思います。支配勢力が両建てで支配するということは一般論としてあります。

 

田原氏の場合は、与党を与党タラ占めるための緊張関係が必要だと思って、野党だらしなすぎるな、こんなことでは自民党が堕落してしまう、と危惧して弱い方をけしかけているのだと自分は見ます。

 

アベシ在任中のものすごく思い入れある著作をいくつも出していることを見ると、単に面白がって持ち上げていたという以上に、とにかくこの国は自民党が治めていく、その体制でよい、

その過程で野党も励まして強化しておく、という彼の基本的立場というのは揺るぎないものだと思われます。

 

とはいえ、怪人田原総一朗氏もすでに90才近くになっています。いつまでもあるものではないので、小泉竹中に取り入った獅子身中の虫、であることには違いないですが、単なる、自民党庇護者の老人と批判しているばかりでなく、この人に聞きに行くことは聞きにいかなくてはいけないと思います。人の命はいつまでもあるものではないです。自分もそのことを肝に銘じ、今ある絶対的、巨大、不可侵に見える権力構造や既得権益者たちも命ある人間であり、いつまでもあるものではないということを考えておく必要があると思います。