母親を説得に失敗した翌日、自分も仕事場へいき、そこである女性と半日一緒になりました。その帰りですが最寄り駅についてベンチに座ったときにおばちゃんは私はマスクはしないのよといって唐突に外してしまいました。

そうなんですか?自分は災いは避けて通るんでつけますが。。
ブログにも書いていた理論でマスクはしています。ですが、これでそのおばさんが開示派の人間であるということがわかりました。そこで自分も色々調べていますよ、と開示派であることを明かしたのです。

初めてあってたまたま一緒に働いていた人が開示派の人だったのです。

自分も細かく全部は言いませんでしたが、脱原発デモのころから活動していたのだ、というか脱原発デモがキナ臭くて止めたんだという話からはいると、おばちゃんもまったく賛同し、私も震災の原発の時から始めて夫婦でデモに加わっていたと話し始めました。しかし、脱原発デモキナ臭ささから逃げ出し、まったく運動に加わらなくなったという話にもまったくの理解を示していました。おばちゃんは中身を知りつつ、夫婦でねばり強く参加し続けていたそうです。

再稼働反対官邸前行動(震災の翌年2012年に開始)にずっと参加した人の経験談として、あれにはお金が出ていたよね、と断言していました。

なるほどと。自分の10年に渡るモヤモヤ感と環境活動と縁が切れた原因、端的にそういうことだったのです。おばちゃん、さすがに世智に長けています。
一言でそう言いきっています。

私もその構造は簡単なことなので教わるまでもなくわかります。要するに、原発が爆発した後の人々の怒りと疑いについてはそう簡単なことでは抑えつけられない。だから花火のように大きくするだけしてしまえと、
偽運動を紛れ込ましてリアルな人間を偽運動の中に巻き込むというわけです。

そして古くからいた活動家から資金が投入されている裏支配の新参活動家にイニシアチブを移して、最終的になにも勝ち取らせないままうやむやに終わらせる、そのために大量のバイト活動家が入っていたのです。自分が見ていたのは
偽物が本物を押さえ付けてイニシアチブを奪い取る過程であり、実はそれすらも目にはしていないのです。ただ人聞きにどういうことが今起きている、という話を聞いて、気味の悪さに寄り付かなくなってしまったのです。わたしの要心深さは徹底しているのです。別に現場にいって見なくても何が起きてるか話を聞くだけでも何が起きているかがわかりました。

そこまで状況を分析しておきながら、金が入った運動家が投入されている、そういうことは夢にも思わないのがまた、自分の純粋さかもしれない。

ただあの運動が盗みとられた偽の運動になっていることだけは
察知していたのです。


端的に金が入っていた、現場にいたおばちゃんはそう言っていました。