今日知ったことで驚いたのですが、今流行っている東京なんちゃらずというヤンキー漫画が、
暴力を助長しているなどといってお笑い芸人の田中さんが許せない、と本人のネタ的に怒っていたというのがニュースになっていましたが。

ヤンキーとか不良どころじゃなくて日本の2000~2015年ぐらいまで暴れに暴れていた実在の
有名なグループを題材にした漫画なのだそうです。

なにか吐きそうです。

彼らがどういうことをしていたのかリアルタイムでけっこう調べていたのでよく知っているのです。なぜああいうグループを題材に漫画をかけるのでしょうか。

しかももう五年間も連載してるようです。小学校2年生なら中2。中学一年生なら高2になっています。何が言いたいかというと5年間もの長い間、不良グループの勢力拡大の物語を実在のグループの行動とリンクさせながら物語が続いているのです。

私は彼らと同世代なのですが、
番長とか抗争とかそんなものは世の中にないのが当たり前の世代です。ある特殊な条件におかれたグループだけがやっていたことなのです。

それを若者の日常であるかのように描かれた漫画を見て思春期の数年間を送る子供たちというのはどうなってしまうのでしょうか。

不良ヤンキーのなかでも極めて特殊例で異質な存在なのです。
ヤンキーというものとして普遍化することは間違っています。

なんかこの話を聞いてわたしは本当に気が抜けたというか、悲しくなってしまいました。


日本というのはこんな判断もつかない国になってしまったのか。

あきれるとか怒りということはわりと感じることの多い、正義感の強いタイプなのですけど、
悲しくなるというのは滅多にありません。

それぐらいわたしはショックをうけました。ろくでもない国になってしまいました。

巨人に刃に東京なんちゃらで完全に文化汚染、深層意識に暴力を植え付けられた世代の子供たちとは自分は完全に分断された、同じ世界を共有できない人々が産み出されたなと思います。

悲しいのはそういうことを意識せずに感じ取ったからかもしれません。