こんばんわ。

今回は久々の旅編!!ただし、近場ではありますが..

 

 

旅の出発は、ワタシが住む島根県松江市にある「宍道駅」。

ここから鉄道の旅を始めます.. と言ってご承知いただけるのは島根県以外の方ならよほどの鉄道マニアでしょう。

 

 

『木次線で行かこい!』

ということで、今回は島根のローカル線「木次(きすき)線」を旅します。

ただし、ワタシは島根県民でありながらこの路線の利用は初めて!奥出雲にある沿線の町には車で幾度も訪れているのですが、いつものように酒を楽しむなら車では無理!鉄道しかありません!!「乗り鉄・撮り鉄色々あれど、我が鉄道の旅は呑み鉄なり.. 」って、どっかで聞いた台詞ですが、今回はこの鉄道に乗って酒を堪能させていただきますウインク

ちなみに、このブログをご覧の数少ない県外の皆さんへ。「木次線で行かこい!」は翻訳すると「木次線で行こう!」となります。では、さっそく「行かこい!!」

 

 

木次線は、松江市の宍道駅から広島県庄原市の備後落合駅まで、中国山地の山あいをクネクネ走る総距離81.9㎞の路線。起点となる宍道駅へは松江駅から山陰本線下りの電車で30分弱で到着します。そこから木次線に乗り換えとなります。

 

 

さあ、やってきました木次線の電車.. ではありません。木次線は全線非電化単線の典型的な田舎のローカル線(イイ意味で)。途中速度制限箇所が多数あるようで、ゆったりスローに呑み鉄を楽しめそうです。ついでに、列車のフロント面に描かれた『きブルーハート』がイイですね。「きすき」→「き好き」で好きをハートで表現してますラブラブ

 

 

 

 

列車側面や車内に大きく描かれた『RAIL is BATON』。

「人も町も、思い出もこの風景も、木次線がバトンとなってつないでいる。」単なる移動手段ではなく、人・町・時を繋ぐバトンのような役割を担い、さらに過去から今日まで繋いできたものを次の世代までしっかり繋ぎ渡していきたい.. そんな思いが込められているのでしょう。

さて、二両編成の二両目後方に席を取り、いざ出発ですバス

 

 

まずは「角ハイボール」やりましょう。

会社の鉄道マニアに聞いたところ、木次線にはお酒を買う売店など皆無とのこと。ならば、と松江駅で購入しておきました。いつもの見慣れた田舎の田園風景も、角ハイ飲みながら鉄道の車窓から望めば格別な光景となり、逆に移りゆく車窓の眺めがこのうえない角ハイのつまみとなってますほっこり

 

 

出発後、最初の駅「南宍道駅」。

山肌に面し草木に囲まれたバス停のような簡素な駅で、周りにはほんの数件の家しかありません。一日の乗降率を想像すると、このブログと共通したものを感じ、どことなく親しみを憶えます笑い泣き

 

「南宍道駅」を後に、まずは木次線の名前の元となった「木次駅」を目指しましょう。

 

 

角ハイボールを飲み干し、二杯目が恋しくなったところで「木次駅」に到着。

 

 

 

駅舎にも描かれた『RAIL is BATON』。

この「きハート駅」では、ワタシの大大大好きなあの肴が待ってくれてます!!

 

 

包み紙には「のどぐろ」と書かれてますが、中身は島根の名物ノドグロではありません。

 

 

木次の名店「石田魚店」さんの「焼鯖棒寿司&太巻きセット」。嬉しいことに、電話やメールで予約しておけば、到着時刻に合わせ駅のホームまで配達していただけますグッド! カットした焼鯖寿司に加え、ほぐした焼鯖に様々な具を添えたこの店オリジナルの太巻きのセット。これは観てるだけでヨダレものよだれ

そういえば、前回のブログでも木次町を取り上げ「島根でも有数の桜の名所」と書きました。「日本さくら名所百選」にも選ばれるほどの桜並木ですが、では桜以外で木次の名物といえば、ズバリ「焼き鯖」なのです。でも、海のない山あいのこの町で何故焼き鯖が名物となったのでしょう??それは、交通の発達していない時代に、木次の町が生で魚を運ぶ限界地点だったから。さらに山間部や山陽方面まで魚を届けるため、当時の魚屋さんが魚を焼いたり加工したりして運び出したのが「名物 焼き鯖」の由来となったのです。

 

 

石田魚店さんの焼鯖寿司セットには、嬉しいことに懐かしのポリ茶瓶が付いてました!!この茶瓶、今どき簡単に手に入らないアイテムだけに、大切に持って帰り保存します。

では、お茶代わりにこちらを取り出しましょう!

 

 

松江の駅で買っておいた「七冠馬 純米」(簸上清酒 島根県奥出雲町横田)。

20世紀最強の競走馬「シンボリルドルフ」にちなんで名付けられた酒で、酒蔵はこれから向かう 奥出雲町横田にあります。

ではでは、車窓の眺めに焼き鯖寿司の美味も加わったところで、この旅の酒宴を始めましょう!!

 

 

最初は焼き鯖寿司をいただきましょう。

芳ばしい香りに包まれた肉厚な鯖の旨味にまずはうっとり、さらに溢れ出す鯖の脂と酢飯が見事に融合し、もうこれは堪らんぞ.. ってな事態となりました飛び出すハート 〆鯖を使う鯖寿司も大好きですが、ワタシはやっぱり焼き鯖寿司を選ぶかなあニコニコ 鯖の焼き具合良し、酢飯の酢加減もまた良しで、この二者が合体すればもう敵無しでしょう。そこに流し込む、やっぱり敵無し的ネーミングの「七冠馬」がまたまた良し!!焼き鯖のような濃い味付け料理にもしっかり寄り添ってきますハート 寿司や丼物のご飯ものにはワタシ的には本醸造系の日本酒をチョイスしますが、この酒は純米酒のふっくら丸みのある味わいがありながらも、キレ良くスッキリ飲めることから、ご飯ものとの共演でもマッタリし過ぎませんキラキラ

 

 

さらに焼き鯖の太巻き、これがまたGOODOK

この太巻きの最高に美味しい食し方は、口を最大限に広げ一気に頬張ることくちびる けっこう太いので最初は咀嚼に一苦労、しかしその後は次第に幸せの猿ぐつわと化していきます猿 まずは海苔と酢飯の風味、次に紅生姜の酸味と胡麻の香ばしさに包まれた胡瓜

や卵の具の味わい、そしていよいよラストに登場するのが豊かな脂が乗ったほぐし焼き鯖の旨味、咀嚼を進めればそれぞれ個別の味わいが完全に一体化し、口内はかなりなご機嫌状態となりますアップ もちろん「七冠馬」も進みます。焼き鯖寿司も最高ですが、太巻きもぜひお勧めですニコニコ

 

 

呑み鉄ながらも、車窓の風景はしっかり楽しみます。

島根は瓦の日本三大産地の一つ。県西部で生産される石州瓦の赤屋根と周りの緑の組み合わせが実に島根っぽい!

 

 

無人駅にも、手入れが行き届いた花壇がありました。こういう何気ない光景に癒されながら、この呑み鉄旅の折り返し駅に到着です。

 

 

 

「出雲横田駅」で下車します。

出雲大社のようなしめ縄が施され、ベンチや郵便ポストがなければ ほぼ神社のような駅舎です。

この出雲横田駅を越えると、進行方向を変えながらジグザグ急勾配を上がっていく、全国でも珍しい「三段式スイッチバック」があります。木次線に乗る醍醐味はそこにあるのですが、今回は諸事情によりここ出雲横田で折り返し。次回の楽しみに取っておきましょう。

復路出発まで30分弱。この間に駅近くのコンビニで酒を調達します。

 

 

さて、帰路に就きましょう。

一両のみの木次駅行きで木次駅で乗り換えとなりますが、実はこの列車、さっきまで乗ってた列車の二両目でした。この駅で二両を切り離し、一両目は終点駅めがけて発車済み、ワタシが乗ってた二両目は折り返し列車として待機していたのです。

 

 

出雲横田駅を後にし、列車が走り始めれば「呑み鉄」再開です!

再会後も、やっぱり角ハイボール!!

 

 

線路に沿って並走する道路。車では何度も通ってますが、列車の窓から見ればいつもとは違う風景に見えます。まあ、酒も入ってるので..にっこり

 

 

木次駅に到着し、宍道駅行きに乗り換えます。

二缶目は、チキンスティックとともに「TaKaRa焼酎ハイボール」。木次線に揺られながらの心地よい「呑み鉄」旅の〆めの一杯としましょう音符

 

中国山地を縦断する鉄道といえば、特急やくもが走る「伯備線」が有名ですが、大きな川に沿った比較的平坦な地をスイスイ走る伯備線に対し、「木次線」は左右に緑の草木が生い茂る起伏ある山あいの地を慌てることなくユルユル走る、ってな感じでしょうか。初めて乗った木次線でしたが、そんなユルユル加減と酒の相性がバツグン!沿線に広がる素朴な風景を眺めながらの美味しい酒と肴、最高の呑み鉄旅となりました!!このブログをご覧の数少ない皆さん、お酒と共に木次線を楽しみませんか?その際には事前の酒の調達を忘れずに注意

 

今回もお立ち寄りいただき、誠にありがとうございました。次回は、いつもの家飲み「酒房Dorry夢(どりーむ)」でお待ちしておりますバイバイ