今日の話はちょっとシュールです。

塾批判と受け止められても否定はしません。

なぜなら・・・

本当にわかってない教室責任者が多いから!

です。

そらそうですわ・・・

個別指導塾の教室長を採用する際に、未経験者でもOKなんて・・・ありえんでしょ?

大手のゼネコンで10年営業してました!

って人が今日から教室長です、って椅子に座っていても・・・

あんた、受験の知識どんだけあるの?

私のころは・・・

って、今の受験システム知ってんのか?っちゅうの・・・

 

失礼

愚痴ってしまいました。

ちょっと教室長と「定期テスト対策」で意見が食い違ったので愚痴ってしまいました。

 

さて中学生がいらっしゃる保護者の皆さん、ご本人、に今日は本当にお伝えしたい。

定期テスト対策というものは本当に行く意味あるのか!?

 

今のテスト対策ってどうなん?

①受講生を絶対にやめさせないためのパフォーマンスになっている。

間違いなく受講生の負担になっているだけです。

入塾の時に

「うちの子数学で20点くらいしかとれないんですが・・・」

と言われて、入塾させたはいいが、一向に結果が出ず退塾に。

挙句、

「あの塾に行ったけど、しんどいことばっかりで成績上がらんかった」

といわれるのが一番厄介なんですよ。

 

でも点数上げるためには練習させるしかない。

普段の受講回数で劇的に成果が出るわけないです。

ちょっとでもテストに出る問題の練習をさせようと思ってテスト対策に呼び出すが、提出物を全くやってないのでそれにかかりっきりで、テストに出やすい問題を解く時間などなかった。

 

結局、普段の指導で「自力解決」できる状態に仕上げていないことが問題なのです。

英語の点数が30点なんて生徒に文法練習させても成果なんかでないですよ!

「えっ?笑わせんな!ほんじゃぁ、何をさせるんだ?」

答えは一つ!

テスト範囲の教科書に載っている単語・熟語、日→英で100点とれるまでやってください。

①社員は出勤せずに、アルバイト講師に任せている。

先にも書いた「働き方改革」のおかげで休日取得を義務付けられているため、この手のテスト対策をアルバイト講師に任せている塾も少なくないです。

もし教室長が日曜日に出勤した場合、平日どこかで休まなければならない状況になります。

アルバイト講師がやるとなっても、言われたことだけこなす感じなんで熱量が違います。

しかもいつも指導をしてもらっている講師がいるとは限りません。

②いつもの個別ではなく、4~6人をまとめて質問対応しているだけ。

更に、指導ではなく問題を解いていてわからない問題があれば質問してもらう形式が多いので、場合によっては一人の先生が10人くらいの質問を受ける形式になっている場合もあります。

数学はわかるけど社会は全くダメ、とか、英語特化の先生なんで数学は全くわからない、など制限された環境下での学習を強いられる場合があります。

③それってテスト対策なん?というようなことをさせている。

直近土日は本当にテストに出やすそうな問題を解く練習が必要です。

なのに、提出物が大量に残っていることが判明したら・・・

当然、真っ先に提出物をさせますよね。

内申に直結しますから・・・。

結局、対策どころではない状態で大量の提出物を終わらせるための時間になることも「多々」ありました。

④過去問を数年分まとめて配って解かせるだけ

これは正直「アウト」です。

営利目的で二次配布しているわけですから・・・。

でもこれも未だに平然と配布している塾があります。

前職では、そうならないように類似問題作成してテキスト化したんですから。

あと、グレーな部分になりますが、受講生に購入してもらったテキストをもう一度解きなおすために、教室に備え付けている同じテキストからテスト範囲をコピーして配布する。

 

これらの状況と、昨今の働き方改革の事情などを考慮して、テスト対策に行く意味があるのか?と問われると、正直、自宅でなども同じ問題の解きなおしをしてもいいのではないか?とも思うようになりましたね。

ではわざわざ日曜日に塾を開けてくれるならどうすればいいのか。

自宅では勉強できない、という性格の人は、塾へ自習に行くというのも一つの手ですね。

「テスト対策をするから来い」と言われても、「やりたいことがあるので自習に行く」といってやり過ごしてもいいでしょう。

どうせ大したことはしませんから。

だったら、自力で解決できない問題を、今、自力で解決できるようになっているのか、練習したほうがはるかに有益です。