クリクリするからクリトリスというのだろうか。冴子のものは比較的大粒なのではないかと思う。
途切れ途切れに小さい悲鳴を上げ、女の腰が意志とは関係なしに動いている。もう少しで女の四肢がぶるっと震え、絶えてしまいそうになる直前に指の動きを止めた。
私は腹ばいの姿勢で、女の脚の間から上を見上げた。全身の起伏がなだらかな雪山に見える。雪崩が起きそうに大きく脈打っていた。眼前の黒い茂みは短く濃く、肌に張りつく感じで密生し、撫でると猫の毛のようにしなやかだった。肌との境界線がくっきりとしており、その潔さが冴子の人柄そのものを表している気がした。
下腹から唇を沿わせていくと、まるで毛穴が存在しないようになめらかだ。小さいへその窪みに舌を入れた。へそ自体にたいして快感はないのだが、へこんだ部分に舌を入れること自体が快感だ。へその中にまでちゃんと手入れが及んでいるのがわかった。ざらざらしていない。
赤ん坊と同じ白い肌だ。冴子は体の力を抜き、心なしかぐったりしているように見えた。まだ始まったばかりなのに。