2日目、朝起きたら寒かったです。

この日はこの旅メインのグレートオーシャンロードの現地ツアーでした。

グレートオーシャンロードとは、ビクトリア州にある海岸線の美しい景色が有名な場所です。

 

 

朝7:00前くらいにホテルを出て、集合場所へ。

公園の中をぬけていく道を事前に調べてあったんですが、歩くと意外と遠かったです。

小さめのバスに満員の人を乗せて出発しました。

 

途中、海辺で休憩。
メルボルンの中心地からは離れていましたが、夏にはサーフィンをする人が来るようなオシャレなカフェがあったり、住んでいる人が犬の散歩をしていたり。家も別荘のような家が立ち並び、ここに住めたら素敵だろうなと思いました(でも実際住むとなると、中心地までは少し離れてるけど)。
 
コーヒーやパウンドケーキをツアーが準備してくれていて、参加者の人達と一緒にいただきました。
ちなみに参加者に日本人はいませんでした。
インド系、欧米系、中華系など20人くらいかな。

 

皆さん家族やお友達と来ているので、あまり喋る機会はありませんでした。ていうかあんまり英語喋れないし。Thankyouくらいかな…。

映画のワンシーンみたいな一般人…。

 

そこから海岸線を通って

グレートオーシャンロードの入り口にあたるメモリアルアーチに立ち寄り。

このアーチは第一次世界大戦中にこの道路建設に携わった、約3,000人の兵士を偲んで建てられたそうです。

ここは観光客が結構多かったです。
この先に続く海を望む場所には、お金持ちな方々の別荘が点在していました。砂浜も続いていて、サーフィンにいい場所なんだそうです。

 

次は野生のコアラやオウム?が見れるかもしれない場所へ。

見晴らしが凄くいいところでした。
が、残念ながらコアラはいませんでした。
こんなのはいました。
野生のものなので仕方ないですし、何度かコアラは見てるので気にしない。
そこからまた、海岸線の道を走って海辺の街、アポロベイでランチ。
セルフのカフェやフルサービスのレストラン、酒屋さんやお土産を売るお店が並んでいて、ちょっと目移り。集合時間までそんなになかったので迷っている時間はなく、2階にあった、こんでなさそうで美味しそうなメニューを掲げていたお店へ入りました。
この辺りはオシャレなお店もあってゆっくり見れたら良かったんですが、そこまでの時間はありませんでした。残念。
 
お気づきでしょうか。7:30頃メルボルンを出て、この時点ですでにお昼。
一番の目的地にはまだ着いてない…。
それがねえ、ずっと雨が着いてくるんですよ。
車から降りてるときはそれほどではなかったり、シャワー程度だったりするんですが
車で走ってると急に激しくなったり、虹が出たり。
 
スピリチュアル的なことを言うと、亡くなった父が雨男でして。
こういうとき、我が家では「父が着いてきてる」と言ってます。
雨が止むとこんな感じ。
 
そしてメイン!!
Twelve Apostles!!
これこれーーラブ
これを見に来たんですよ!!
 
すごい景色じゃないですか?!
ほんとに風が強くて、飛ばされそうな勢いでした。スマホはネックストラップを使っているので落としませんが、やばかったです。
薄着の外国人観光客が寒がっていました。
…なぜ薄着で来たんだろう…こっちはヒートテックにコートだよ。
 
この海の向こうにタスマニアがあって、その向こうは南極なんです。なんなら角度によってはタスマニアを掠ることなく南極。
とうとう来たよ、地球の端まで…!
 
赤い点がTwelveApostlesのだいたいの場所です。
←この白い部分が南極。

風がここまで強くなければ下まで降りれたみたいなんですが、あまりに強風すぎてこの日は閉鎖されていました。残念。

そこから少し進んだところが最後の訪問地点、ロックアードゴージ。
最後まで虹がついてきたよ。

19世紀、イギリスの船「ロックアード号」が難破し、生き残った乗船者2人の男女が泳いで辿り着いたと言われる入り江(ゴージ)だそうです。

一人はイギリスへ帰り、一人はオーストラリアで家族を持ったと説明があった…と思う。
説明が英語だったから、あんまり自信はありません。

 

あらゆる場所でいろんなツアーの観光客や個人客がいたんですが、本当に日本人がいませんでした。

以前はどこに行っても日本人がいるっていうくらいだったんですけどね。恐るべし円安。

 

ここからは、一路メルボルンへ戻ります。

真っ暗な道をひたすら戻っていくんですが、初冬なので日が暮れるのが早く感じました。

なので、最初に予約していた9:20出発のツアーでなくてよかったです。

その時間だと、夕方のこのTwelveApostlesの景色には間に合わなかったかもしれません。

 

途中で晩御飯を食べて、メルボルンに戻ったのは予定通り20:30ごろ。
降ろされる場所からホテルまでまた20分くらい歩くので、ちょっと怖い気はしましたが
今思えば、その道の途中には高級車のディーラーがあったりしたので怖がるような治安ではなかったんでしょう。
まあ、いつでも走って逃げられるように気を張っておくことは必要だと思いますが。
 

今回地球の端まで行って、自分の人生について考えてしまいました・・・。

他の観光客は家族や友達と来ている人がほとんどだけど、自分は一人で来てて(ほかにも一人旅の人はいましたけどね)

この景色に到達したときのわくわく感をリアルタイムで隣で伝える人がいたら…とか。

この生き方でよかったのかとか。

そうは思っても、現実に戻ったらこれまでと同じように仕事と家の往復になるんですが。