映画「キリエのうた」を見てきました。
出演者豪華なのに、あんまりCM見たことないんですけど、これもJ事務所の問題が影響してるのかしら…
出演者は
アイナ・ジ・エンド
松村北斗
広瀬すず
黒木華
脇に
カールスモーキー石井
大塚愛
江口洋介
吉瀬美智子
奥菜恵
松本まりか
豊原功補
浅田美代子
粗品
etc…
脇がすごすぎませんか。
ここまでの知識なく行ったので、豪華すぎてびっくりです。
監督は岩井俊二、音楽は小林武史。
絶対ハズレはない組み合わせじゃないですか!
アイナ・ジ・エンドは歌ってるところしか知らなかったんですが、今回の歌がすごく良くて。それを聞きたくて観に行ったようなものです。
アイナってすごく若いイメージだったんですが、もう20代後半だったんですね。ラブシーンもあったので「この若さでもこんなシーンがあるんだ」って思ってたけど、そうか、年齢的には仕方ないか。高校生~大学生くらいの年齢を演じていたので、余計にそう思いました。
ただ、喋り方が苦手だった…この喋り方の人が周りにいたら、友達にはならないかもしれないくらい苦手だった。
でも、歌がメインの映画だからいいかな。
設定上、あんまり喋らないし。
見て感じたのは、それぞれがみんな必死で生きていて、少しづつ狂った歯車を自分に合わせて噛み合わせようとしていて、
そんな時に大きな、どうしようもない力に押し流されてしまって。
結局そう生きるしかないのか…というちょっと諦めに似たものもありました。
上手くいくと思ったのに、崩れてしまう瓦礫を避けて、時々足を取られながら歩くように生きている感じ。
Happy Endとも平和な話しとも言えず、ちょくちょく胸がキュッとなる映画です。
上映時間3時間と長いので、テレビ放映には向かないかな。
これを歌えるようになりたくて、ヒトカラで1時間半こればっかり歌ってました。