本当にありがとう。本当にごめん。
もし会えるなら清平かな? 
私は今、一人の人を幸せにする為日々頑張っています。
あなたとの日々があったから今何があっても頑張れます。
本当にあなたに会えて良かったです。
こんな事言う資格無いことは重々承知ですが、どうか幸せになってください。また会える日を祈っています。
 
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今日の話。
 
最近主体者の様子が変だ。食べ終わると書斎に籠り、こそこそ何かしている。
また変な趣味を始めたのではと勘ぐって、私はそろりそろりと書斎に向かった。現在、書斎にはちょっとした本棚がありその手前に机が置いてある。
音を立てないように静かにドアを開け細い隙間から中を覗いてみた。
 
 
主体者は手紙を書いていた。
 
誰宛なのかは解らないが、細い隙間から見える主体者は、今まで見たことが無い程悲しげな優しい表情をしていた。まるで…そうまるで同窓会で昔好きだった人に会ったような。
「ちょっと!誰に書いてるの!」
「わっ!!びっくりしたー!死ぬかと思ったわっ」
ドアを勢いよく開けると主体者は体全体でビクッとなり、勢いよく椅子から立ち上がった。
「誰に手紙書いてるの!」
「はっ!あかん!違うねん!」
主体者は慌てて手元の書きかけの手紙をまとめ引き出しに入れ鍵を掛けた。
主体者は本当に詰めが甘い。両目2.0の私は主体者の手元にあった手紙の一文をしっかり捉えていた。
「また会える日を祈ってるってどういう事よ!ていうか会いたいなら祈ってないで会えば良いじゃん!」
「ほっとけ!俺は祈るんや!」
「なにそれ!今日ご飯のおかず豆腐にするから!」
「ご飯関係ないやろ!精進料理はマジでやめーや!」
「女々しくどこかの誰かさんに手紙なんて書いてる暇あったら精進しろって事でしょー」
「ぬぐぐ…。 はぁ。」
お、主体者が折れた。
「悪かった。お前に言えない人に書いてた。ごめん。」
…。こうやってちゃんと謝る所が真面目というか…好きな所だ。
「まぁ良いけどー。同窓会でちゃんと私紹介してよね。」
主体者は一瞬きょとんとした後、笑いながら 
「もちろん。最高に幸せな祝福家庭になって紹介してあげるよ。」
そう言って私をギュッとハグした。
主体者に会えて良かった。主体者で良かった。
この人しか私を幸せに出来る人はいない。そう思える日もあればそう思えない日もある。けどどんな事も二人でなら乗り越えれると信じてる。だって神様が繋いでくれた人だから。
 
「それで誰に書いてたの?」
主体者は「あ、やっぱり?」と言ってリビングに逃げていった。幸せを感じながらそれを追いかけていった。どこまでも。永遠に。