2009/01/27 | 金融経済の鉄人のブログ

2009/01/27

もしもFRBが流動性の大量供給をやらなかったら、

間違いなく破綻に追い込まれた金融機関は多数あったであろう。


つまり今は、FRBや財務省があれだけ大量の資金や資本を供給しているからこそ、

金融機関のデフォルトが発生していないのであって、

FRBがこれまで一回も損失を出したことがないからFRBのバランスシートには問題がないというバーナンキ議長の説明は、

かなりの無理があるように思える。


実際に足元では、再びシティーグループの問題やバンク・オブ・アメリカとメリルリンチの問題がCDS市場やマスコミを騒がしていて、

この種の問題は一向に収まる気配を見せていない。


また、米銀がお互いに疑心暗鬼になっている問題は依然として残っており、

これだけFRBと財務省が資金や保証を提供しているにも関わらず、

ここにきて再び金融関連株が大幅に売られている。

これは金融界の人々を含め、

市場がこれらの金融機関を健全だと思っていない証拠だろう。