無為人工と作為自然
人間のカラダは
次の日が憂鬱すぎると、
眠れない。
はたまた
次の日が楽しみすぎても、
眠れない。
正反対にして、反応は同じ。
陰陽表裏
☯️
なにもかもが上手くいかなくて
「どーしよーぉおお」
って
恨み辛みに溺れる日は
ムカつきすぎて
泣きながらの帰り道。
なにもかもが上手くいくから
「どーしよーぉおお」
って
嬉しさ喜びで溢れる日も
ありがたすぎて
泣きながらの帰り道。
嬉しくても辛くても、泣く。
だから
泣き虫な自分をも受け入れる。
自然に囲まれた場所も
雑多で人工的な場所も
どっちも好き。
どちらも
わたしが何者でもない
ただのわたしで
いさせてくれるから。
誰もいない山奥と
人だらけの街中は
まったくの正反対にして
まるで同じ！
みたいな極みがある。
人間の欲が交差してて
クレイジーで強欲的で
狂ってる世界にいるとき、
まぁいっか！と
ただの自分でいられる。
自然に囲まれてて
まっとうで無為的で
澄んだ場所にいるときも
まぁいっか！と
ただの自分でいられる。
たとえば
先生だからとかって
勝手に美化されないし
たとえば
母親だからとかって
勝手に期待されないし
たとえば
常識だからとかって
勝手に要求されない。
ただただ
場に溶け込むだけ。
まったくの正反対にして
まるで同じ。
それが
陰と陽のおもしろさ。
人間も自然界の一部だから
人工的な世界でさえも
宇宙のなかの、ほんの一部。
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