​徳のはかり方

老子道徳経と算命学論より

ゆめみる宝石



占いしなくても、
むしろ占いをしない方が
その人の行く末が分かる。

運勢じゃなくて
徳を察すれば誰でも分かる。



同じ生年月日の人がいたとして
徳が高い人と低い人とでは
運命はまるで変わります。

話の奥行きが違いますから
そりゃ運命の表れ方は違います。

当然のこと。






徳のはかり方は
その人が
心を配っている範囲による。





たとえば動物は
今日の自分のエサ、
もしくは自分の家族分だけを
求めて動く。



徳が高い人間は
地球の未来まで配慮して動く。




若いうちは範囲が狭いもの。
それは必然やむを得ない。

しかし歳を重ねるほどに
家族、親戚、友人、近所、地域、
職場、同僚、上司部下、お客様、
その人達のうしろにいる家族、
自分の国、よその国、世界…
心を配る範囲が広がるもの。


世界中を飛び回る話ではなく、
幸せを願う対象が広いのである。




歳を重ねるほどに
徳が高くなっていくのは
自然の摂理。

だから歳を重ねるほどに
運が乱れようとも
なんちゃなくなるものです。
徳に守られるから。


ハート





言い換えると
歳を重ねて経験を積んでも
徳が低いままだとしたら
自然の摂理に反する。

運が乱れてなくても
心身を乱す。






運勢がいい時期なのに
上がらない人の共通点は
自分都合の話ばっかりしてて
後始末も気前もダサくて残念。


運勢はそうでもないけど
安定していく人の共通点は
話の内容に
大切な登場人物がいる。
お便りなり手土産のセンス抜群。


心くばりって
見えないけど、見えるよね。



本当むしろ占いなんてしない方が
行く末を当てられるよ。



 
誰かの喜ぶ顔を想えるあなたは
徳を積んでいるのです。









老子 第54章








 

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