老子の教え
第68章
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原文
![本](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char2/240.gif)
善爲士者不武。
善戰者不怒。善勝敵者不與。
善用人者爲之下。
是謂不爭之徳、
是謂用人之力、是謂配天。
古之極。
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朱音語訳
![メモ](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char2/131.gif)
ホンモノの武士は
わざわざ強そうに見せないからね。
ホンモノの戦士は
いちいちすぐ怒ったりしないからね。
ホンモノの勝者は
そもそもケンカを売られないからね。
よりよく人を動かせる者は
謙虚なのです☆
これを
「不争の徳」
「人の力の活用」
「天に並ぶ」と言います。
いにしえなる極意!
(* 'ᵕ' )
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追伸
![ひらめき電球](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char2/089.gif)
たしかに
内容はまったく同じでも、
威圧風味で命令されたら
反射的にどこか拒絶感を抱くけど
謙虚風味で指示されたら
はりきって従っちゃうのが人の心理。
( 特に動いてほしいほどの
有能な人物は自尊心が高いから
あからさまな指図を嫌うもので。)
黒田官兵衛さんによって
算命学的なものを駆使していた
豊臣秀吉さんは
「戦わずして勝ちを得るのが
良将の成すところである」
と語っていたとか。
損害を最小限に抑える計略は
孫子の兵法でもまず基本。
争いに勝ってドヤ顔してるうちは
真の勝者ではない。
戦いすら挑まれないのが
真の王者である。
だから「道」の境地は
赤ちゃんにも例えられる。
人を見極める際に。
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