古くなった地図を置いて

新しい道に進むとき、


正気の沙汰じゃない気がして

うだうだ立ち止まっていたら


周りの人たちや

神さま仏さま方が

「大丈夫!大丈夫!」と

何度も教えてくれる。






それでも、

うだうだ立ち止まるどころか

メソメソとまでぐずり出して

迷子になりかけるところで


「ええかげんに前を見なはれ」と

いよいよリアルな存在に

手を引っ張られ、

とりあえず一歩前へと連れ出される。





それは大体、

よりによって…

と言いたくなるような

暑さ増しゆく日、運気の初夏に。






進めば、ふしぎと涼しくて

進めば、ふしぎと足どりが軽くて

進めば、ふしぎと不思議ではなくて。








行こうとするルートよりも

行かされるルートによって

行くべき場所へ運ばれる。



そのたびに

生きたいかどうかよりも

生かされる采配によって

光さす世界へと運ばれることを

身をもって覚えさせられる。


鞍馬山にて






どんな地図を広げようが

どのルートを選ぼうが

冒険者であることには、変わりない。


行くべき場所は、とっくに知ってて。








毎週のお守りにしてね♬

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朱音算命学 rain