Q12
『「しあわせ」ってどういう気持ち?』


あなたならどう答えますか?




ブッダ先生の回答
『こころがおだやかで、
 自分も周りも
 いつもニコニコしていられること。


本尊敬と謙遜と満足と感謝。
 そしてときどき教えを聞くこと。
 これがこよなき幸せである。
 〈スッタニパータ265より〉

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こころが穏やかで楽しく、
自分も周りもにこやかでいられるなら
ひとは幸せなのです。

それなのに
「他に幸せがあるはずだ」と思い込んで
比べたり、妬んだり、争うから、
幸せが離れていってしまう。


そんな風にブッダは説く。


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余談


五行で解くと
自分も周りも平和で
幸福な状態は
「木」にあたる。

木を切るのは
「金」(刃物)
刈りとる競争。

競争心や勝負心も
世の中には必要。

けれど幸福の徳に関しては
競争するものではない。

たまにの刺激として
木を剪定するくらいが
ちょうどいい。