老子の教え

第22章


原文
本
曲則全、枉則直、
窪則盈、敝則新。
少則得、多則惑。
是以聖人抱一、爲天下式。
不自見故明、不自是故彰。
不自伐故有功、不自矜故長。
夫唯不爭、故天下莫能與之爭。
古之所謂曲則全者、豈虚言哉。
誠全而歸之。


メモ 朱音語訳

曲がりくねった木は
切られないから生をまっとうできる。

尺とり虫は身を曲げているから
真っ直ぐ伸びることができる。

くぼ地はへこんでいるから
何かを注ぐことができる。

古く破れたら新調することができる。


少しだけを持つ方がお得だよ!
多くを持つほど惑うからね..


だから聖人はたったひとつ
「道」を抱いて天下の式となる
‪( ¯﹀¯ )


自ら目立とうとしないから
周りを明るくする。

自らをよしとしないから
周りから認められる。

自ら誇らないから
周りから長く称えられる。

誰とも争わないから
敵のいない天下で興ずる。

昔の人が言う
「曲なれば即ち全し」は
うそではないな…
ほんとこれに尽きるわ!


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ひらめき電球 補足

弱点があるからこそ
天職が見つかるもので
不完全だからこそ
天職をまっとう出来る
のではないかなと思う。

立派になったとしても
あからさまに押し付けたら
敵を作るから
ひとつの美学を抱いて
黙ってまっとうしなよ!

という感じですかね♬





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