◆ 例題 


◆メモ

・申酉生年天中殺

・西方半会

・北天運の龍高+車騎とともに

 鳳閣2つ、主星が調舒

・とうだ型

・エネルギー値172

⬇︎

はじめは

動き回って人の心理を見抜くような仕事、

途中から動き回るよりも

人を動かす持論を掲げるリーダー。

そして次なる精神満足の探究へ向かう。


龍高(水) ×鳳閣(火) の激突組み合わせは

ひとつの出来事や現象に対して

凡人の何倍も神経を働かせます。


提唱意欲はあるものの、

「おおっぴらげに発表することで

中身が真意でなくなりそうだから

こつこつと完成していく見解が

世に喜ばれたらラッキーだと思おう…」

というようなジレンマが常にありそう。


きっかけは直感、その検証追求。

書き記すことで自分も周囲も救われる。




* * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * *

実際にいたこの命式のひとり、
「現代経営学」「マネジメント」を
発明・体系化した経済学者として
世界的に有名な人物がいます。

周りには未来学者と呼ばれるも
自分では「社会生態学者」と名乗ったそう。
( ナチスのユダヤ人虐殺や独ソ不可侵条約をはじめ、
早くから、高齢化社会の到来なども予見 )


「マネジメントの父」と呼ばれる彼は
大きな歴史背景と社会組織をとらえ
マネジメントのあり方を論じ、
日本でも多くの有名経営者さん方が
彼の教えの影響を受けています。

* * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * *


◆年表略歴

・初旬:日座大運天中殺
 調舒×天堂が土台となるので
 霊感的に見抜くアドバイザー

・1917年 丁巳
    年支 半会 / 月支 沖
    心理学者のフロイト氏に会う。

・1929年 己巳
    年支 半会 / 月柱 天剋地沖
   ドイツ紙の記者となり
 ヒトラーやゲッベルスから取材許可。

・1931年 辛未
    月支 半会
    フランクフルト大学で法学博士号取得。

・1933年 癸酉
   年支 害 /天中殺年
 自身の論文はナチ党の怒りを買うと
 確信し退職。イギリスの投資銀行に就職。
  →24歳、石門大運天中殺に切り替わる年

・1937年 丁丑
  年支 半会 / 日支 刑&天剋地沖
  結婚。
  →この年の結婚で吹っ切れる概念あり

・1939年 己卯
   西方三合会局 / 年柱 納音
   アメリカに移住し
 処女作「経済人の終わり」を出版。

・1942年 壬午
   日支 支合
   ベニントン大学の教授に。
  →日支支合はそれまでの結果が合致。

・1950年 庚寅
   月柱 干合支合 の玉堂星
   〜1971年迄ニューヨーク大学の教授に。
  →まさに教育者として長く続く年

・1971年 辛亥
    月支 刑 / 日支 半会 の龍高星
    クレアモント大学院の教授に。

・2002年 壬午
   日支 支合
   アメリカ政府から大統領自由勲章を授与。
  (→日支支合はそれまでの結果が合致)
  →アメリカで教授を始めたのも壬午 年

・2005年 乙酉
   年支 刑 / 天中殺年
   クレアモントの自宅にて老衰のため死去。


* * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * 


龍高 × 天胡 × 天庫
日本の古美術コレクターでもあったので
彼の没後、
千葉美術館で
コレクション水墨画展が開催された。