算命学メモ



性格の本能を読み解く
『十大主星』のちょこっと補足


 十大主星


①貫索 (かんさく)
主星(まんなか)に貫索があり
他に(特に足)に天将があると
「頭領運」といい独立経営者向き。
他にもうひとつ貫索があると
潔癖さが加わり感情的。

②石門 (せきもん)
主星(まんなか)に石門があり
他に(特に足)に天将があると
政治家や大きな組織のトップ向き。
「家庭破りの星」と言われるのは
外での付き合いにウエイトを置くため。

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③鳳閣 (ほうかく)
主星(まんなか)に鳳閣があると
生涯食べ物には困らないぶん、
特に8〜10月生まれは肥満に注意。
命式に2つある場合は表面大らか、
内面では神経がデリケートになる。

④調舒 (ちょうじょ)
主星(まんなか)に調舒と
他の場所にも2つある場合は
「鬼仏同宮」といい
世のためになるかならないか極端。
ちなみに
調舒+石門+車騎+龍高+天堂が揃うと
完全犯罪をなせる性質となる。

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⑤禄存 (ろくぞん)
主星(まんなか)に禄存があり
他に司禄もある場合は
異性への愛情が強すぎる。
特に男性は「妻妾同宮」といい
更に天恍もある場合は女性問題に注意。
他に鳳閣と玉堂があると肉親愛が深い。
石門と調舒があると福祉など社会愛。
天南か天禄があると親戚含めた家族愛。

⑥司禄 (しろく)
主星(まんなか)に司禄があると
「一期40年」で実績を上げる。
他に禄存もあると妻妾同宮、
家庭に戻った方が順当。

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⑦車騎 (しゃき)
主星(まんなか)に車騎があると
「因縁雑居」といい
恵まれない家庭に生まれたなら
のちに必ず成功するといわれます。
他に牽牛もある場合は
「官殺混雑」といい
男性にだまされやすいところあり。
(裏切られても捨てられないなど)

⑧牽牛 (けんぎゅう)
主星(まんなか)に牽牛があり
春生まれはやさしい柔軟性、
秋夏生まれは野人的な荒々しさ、
冬生まれは貴人的な賢さを発揮。
他に調舒があるとがむしゃらな行動力。
命式に牽牛が3つある場合は
のんびり気質になり手堅く生きる。

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⑨龍高 (りゅうこう)
主星(まんなか)に龍高があり
他に天庫もある場合、
日干が甲乙は仕事の変転。
日干が丙丁は芸術才能。
日干が戊己は先取り精神。
日干が庚辛は修羅場を好む。
日干が壬癸は思想の追究活動。
命式に龍高が3つある場合は
無類のお人好しでお節介。

⑩玉堂 (ぎょくどう)
主星(まんなか)に玉堂があり
他に天庫もある秋生まれの場合、
考古学者の資質が強い。
他に天恍がある女性は清楚美人。
命式に玉堂が3つある場合は
指導力・政治力があり取りまとめ役。