うちのサロンは
唯一、子ども虐待防止を呼びかける
オレンジリボンに参加しています。

11月は虐待防止月間。



身体がある限り、病気はやむを得ず
車両がある限り、事故はやむを得ず
会社でパワハラがあれば辞めればいいし
近所でトラブルがあれば引っ越せばいい。

でも、
保護者が不可欠な子どもは
逃げ出すことが出来ない。
だから虐待はどの事件より胸が痛む。



親から
サンドバッグのように殴られたり
熱湯をかけられたり
タバコの火を押し付けられたり
人格を無視した暴言を吐かれたり
食事を与えられない飢えを
経験したことのある子ども達に


いま流行りみたいな
「ゆるーくふわふわワクワク生きよう」
というようなフレーズ、
わたしは軽々しく言えない。

きれいごとを並べる余裕があるなら
うちの親なんとかしてくれよ
って、わたしなら思う。





育児中は、命を育てているのだから
通常よりも親は神経過敏になるし、
親自身が、自分の弱さや甘えや無力とも
頭をつかんで向き合わさせられるから
キィーってなるのは分かる。
でも八つ当たりをするのは悲しいよね。

幼い子どもは
どんなに弱くてポンコツな親であっても
大好きで、信じて、愛されようとする
にごりのない純愛を持ってるのだから。






暴力的な虐待、性的な虐待、
ネグレクト、劣悪な環境…
なにか特効薬みたいな
確かな防止策がないものか。

社会の一員として
悲しいトラウマを防ぐには何ができるのか。