「 個人の仇にこだわり過ぎて
大義を見失ってはならぬ 」
映画『英雄 HERO』より
あらすじ
紀元前200年、中国。
戦国時代末期。
のちに始皇帝と呼ばれることとなる
秦王のもとに、
無名(ウーミン)という一人の男がやってくる。
秦王を狙っていた3人の刺客を倒した彼は、
その経緯を語り始めるのだけれども、、
色彩も、音色も、武術も、ストーリーも
すべて美しく鮮やかな武侠映画です。
軍師たちがこぞって
算命学を研究し体系化したといわれる頃の
時代背景、人間模様、奥の深さ。
何千年前にも、現代にも、
軍略ともなる帝王学が
必勝の人事術にしか見えない者もいれば、
大義を見失わずにして
必然の天下を見極めた者との
二極が存在したであろうとうかがえます。
少しネタバレになっちゃうけど、
秦王を倒せたのに、
倒さなかった残剣(ツァンジェン)の台詞
「 個人の仇にこだわり
大義を見失ってはならぬ 」
スケールは違えど
自分の都合だけにとらわれて
真の意味を見失っていないだろうかと。
自分の都合範囲だけで考えても
意味が分からない時は、
地球規模で考えてみると
ようやく真意が分かるかも知れないです。
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