◆大運天中殺の移動条件◆

大運の初旬に移動条件があると
大運天中殺は第三旬・第四旬にかけおります

①初旬天中殺
 正規の天中殺の十二支が
 初旬または初旬と第二旬にある
②日座天中殺
 初旬に甲戌または乙亥がある
③日居天中殺
 初旬に甲辰または乙巳がある
④大半会
 初旬の干支と命式内の干支で
 大半会が成立する
⑤天剋地沖
 初旬の干支と命式内の干支で
 天剋地沖が成立する
⑥律音
 初旬の干支と命式内の干支で
 律音が成立する
⑦納音
 初旬の干支と命式内の干支で
 納音が成立する
( ⑧干合支合
 初旬の干支と命式内の干支で
 干合支合が成立する )
( ⑨方三位
 初旬の干支と命式内の干支で
 方三位が成立する )
⑩初旬の十干と命式内の十干が
 干合変化によって②〜⑦ が成立する


⑧・⑨ は流派によります。
③の重視度も鑑定士によるというか
実際の本人の環境状況によって
現象の出方を判断します。

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条件をみて判断するだけでは浅いです。

初旬 = 幼少期

幼少期にインパクトのある出来事が起こる。
それを人生で自己として発揮するには
社会に出てから(第三旬〜)になるわけで、

( 子どもの間に職業を持つケースは少なく
親や保護者という屋根のしたにいるから )

そもそもの本人の性格と行動傾向 は
そこでどう判断するタイプなのかを
把握しておかなければ、
ドラマの道筋を辿るには至りません。


「初旬に大運天中殺の条件があるから
 第三旬に移動する」という読みは
知ってさえいれば誰でも出来るので。


実質的に鑑定として使うのであれば、
幼少期に起こる出来事によって
( 大半会なのか天剋地沖なのかでも違う)
本人はどんな影響を受け
人生に対してどんなこだわりを抱くか。
そのドラマ立てをした上で
人生戦略のポイントが判ってくるかと。

参考までに。



⬇︎初年期の大運天中殺これ
⬇︎干合これ


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朱音算命学rain