「ニセモノ」は「本物」と
近々しく似ている。
似ているから「ニセモノ」であって
似ていなければ「別物」の扱いになる。
「本物」を知っていると
「ニセモノ」との差がよく分かる。
また「ニセモノ」に触れると
「本物」の質の良さを確かめられたり、
「本物」をすでに知っていたと
改めて、気がつくこともある。
「ニセモノ」は白々しいアピールで
自分がいかに本物に近いか、よく喋る。
「本物」は多くを語らずして
いざという時に実力をみせる貫禄がある。
あなたが「本物」と聞いて浮かべる商品も
きっと広告は
スマートでスタイリッシュでしょう？
「ニセモノ」と聞いて思い浮かべるものは
きっと厚かましくて
くどい宣伝をしているでしょう？
「本物」は
口数少なくして中身がある。
「ニセモノ」は
煩いほどのＰＲをしながら中身がうすい。
しかし、「ニセモノ」も遂行極まって
「本物」と呼ばれ始めたりもするから、
自分にとって「本物」かどうかが要だ。
わたしは、自分が溺れているときに、
岸の上から
「誰よりも君を助けたい気持ちはある」
と、長々と語っている人物よりも、
何も言わずして救出してくれる人物が
自分にとっての「本物」のように思う。
「本物」は静かでさりげないのに
堂々としているから好きだ。
今日は母の日。
いつも何も言わずして助けてくれる
カッコイイ母へ、感謝を込めて・・・
読者様 いつもありがとう♬
