人生は待つことの連続だ。


バスを待つ、タクシーを待つ、
人を待つ、給料を待つ、
我々は待ってばかりだ。

『サヨナライツカ』





傘



雨が降る日は
雨があがるのを
待つしか出来ない。



けれど
傘をさすことは出来る。

窓ガラスにしたたる
雨雫を眺めることも出来る。

恋人と相合傘で
寄り添うことも出来る。







人生が待つことの連続なら
待つことを楽しめる人は
どんな状況をも
効率よく過ごす。



待つことがヘタな人は
「待たされている」
と言う。

待たされているのではなく
有用な時間を
与えられているのに。








人事を尽くして天命を待つ
という言葉がある。


自分が力を尽くしたのなら
その後は天に任せて待つ。
やはり “待つ”

人智を越えたところにあるから





力を尽くしているうちに
雲が流れ、太陽の光が差し込み
待った甲斐が報われる。









コロナ禍の緊急事態宣言時にも
「明けを待つしかない中で
すべきことは何だろうか」
それぞれに学んだはず。

待つときに人は学びを深める。
待ちくたびれそうにもなりながら。






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朱音算命学 rain