ぼかしは一生


ゆめみる宝石




たいへん恐縮なのだが


どうすれば

算命学の先生になれますか的な

質問をいただくことがある。



名乗ればなれるわけなのだが、

わたしは彫り師さんの世界を思う。








「墨すり3年、筋入れ8年、

ぼかしは一生」




アート学校を卒業して

偉い師匠についても、

一流の彫り師と

呼ばれる世界ではない。


どうも生き様のセンスが表れる。





下手なうちの絵を

自分の体を練習台に刻み込み、

書き直しがきかない

人様の体に絵を描く。



もともと刺青は

縄文時代から神聖さがあったのに、

明治時代頃に禁令が出されて

いまも反社的な偏見が残る。




アメリカンなタトゥーは

絵を彫り「外に見せる」、

対して

日本の伝統刺青は

意味を彫り「外に見せない」、

そんな美学があったりする。









上記をテンプレすると




「十大主星を見るには10年がかり、

天中殺を眺めるには12年がかり、

学びは一生」




算命学の学校を卒業して

偉い師匠についても、

一流の鑑定士と

呼ばれる世界ではない。


どうも生き様のセンスが表れる。





陰転の怖さや痛みを

自分の心を練習台に刻み込み、

伝え直しがきかない

人様の心に見解を伝える。



もともと占術は

縄文時代から神聖さがあったのに、

明治時代頃に誤認が持たれて

いまだ当てもの的な見方が残る。




アメリカンな占いは

一喜一憂を「外に見せる」、

対して

東洋の占いは

攻略を「外に見せない」、

そんな美学があったりする。






痛みを知らずして

極まりにはいかない。


相剋をなくして

極まりにはいかない。


▶︎ 才能占技






五行論でいうなら

土剋水 → 中央 対 北方


自分の域 (中央) を超えて

上の域へ入る際は相剋、

突破する境地があって然り。








外からは華々しく見える

陽の面を引き立たせるために


外には決して見せない

陰の面を深める修行にも挑めるなら


それは天職なのでしょう。







陽だけに憧れて、陰を拒むなら、

それは一極とはいえない。



表技術だけ得て、裏技術を怠れば、

それは一廉の技術者とはいえない。











先生方、代弁したよ

|o)ヒソヒソ