大運天中殺と年運天中殺が重なるときの現象

 

①久型 (大天の初め頃)

大運天中殺に入る5年前から

入って5年目のあいだの

10年間の中でめぐってくる年運天中殺

 ・人生の方向性が大きく変わる

 ・職業の変化や人間関係の別離

 ・自我、自意識が強くなり

    現実的な稼働力が強まる

 ・多くの場合は陽転になるが

    動乱の前兆が生まれる

 

②真型 (大天の中頃)

大運天中殺に入って5年目から15年目の

10年間の中でめぐってくる年運天中殺

 ・冒険的な行動が多くなる

 ・離別現象は自分から他人をつき離す形

 ・激しい行動力

  (超人的な働きをするので

      周りに犠牲を出す場合も)

 ・陽転、陰転どちらにしても

     不眠不休レベルの強靭な体力が要る

 

③童型 (大天の終わり頃)

大運天中殺が終わる5年前から終了5年後の

10年間の中でめぐってくる年運天中殺

 ・日毎に変化が現れ一定の精神を保ちにくい

 ・普段は考えないような行動をしつつも

    冷静な目で激流に流されている自身の姿を

    片隅で見つめるような心境

 ・充分に分かっていながらも

    現実の波乱に身を任せようとする

  (周りからは多重人格的に見える)

 ・現象が最も大きいので心の揺らぎも大きい

 


これだけでは

細かい答えは論じられませんので

各型の現象と本人の本質を踏まえて

前後最中の生き方をみる。


 

年運天中殺で個人的にめぐる現象は

過去10年間の生き方によります。

 

・10年間の生き方が無理な生き方

 (自分の本質と環境が不一致)

    →天中殺現象が大きい

・10年間の生き方が自然な生き方

 (自分の本質と環境が一致)

    →天中殺現象が小さい

 

 

参考までに。