五行で解く
５日間チャレンジ
◆１日目 〈金・西方・行動〉
まず動く。やってみる。
知識が先ではない。行動が先。
捨て身の正義感。
がむしゃらな競争心。アクション。
無我夢中なスピード感。負けん気。
直情の闘争心が
前に出るときというのは
新しい展開に入り始める予兆といえる。
太陽が昇る “始まり” の方向は東。
つまり自分は西側にいるので
実際の物事は、西方・行動本能から始まる。
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◆２日目 〈水・北方・習得〉
知る。なにかを知り得る。
先に知り過ぎると動けないが
動いてみれば、知れる。
動いてみることで
自分に必要な専門知識が分かる。
自分の正体を目の当たりにする。
知恵をふりしぼる。好奇心がわく。
北方は冷たく寒い方向、
つまり開けっぴろげではなく
黙々と静かに作戦を立てる。
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◆３日目 〈木・東方・守備〉
意志を守り通す。
外側で雑多なノイズが吹き荒れていても
巻き込まれないようマイスタイルを貫く。
そのために
「守るもの」がはっきりとする。
まだ話さない、用心深く聞きとる。
黙々静かに根を張る、根をまわす。
水は木の栄養分となる。
つまり何かを知り学べば
自分が貫く信念が自然と育ってくる。
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◆４日目 〈火・南方・伝達〉
明かす。
マイスタイルが確立されてくると
誰かに話したくなる。話せるようになる。
自己表現。宣伝。開示。
のろし火のように
目立たせて何かを伝える。
宣伝とは相手に希望を与えるＰＲ。
マイスタイルの表現方法が
好きな仕事かも知れないし
好きな趣味、場所、夢など。
火は熱い、南方は暑い方向。
「伝達」とは熱意。「表現」とは情熱。
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◆５日目 〈土・中央・引力〉
行動本能から始まり
動き、学び、守り、伝え…と
かけめぐってきて、ようやく引力。
引き入れる。
無だったところに有が入る。
明るい宣伝をしたのちにお客様が集まる。
中央は、人が立つ大地、土の場所。
土の中から採れる芋や米には甘みがある。
つまりデザートは最後、
この中央にたどり着いてから。
はじめに突き動いたきっかけが何だったのか
答えを引き寄せ、
ひとつの形を手にしたときになって
人はようやく『己』が『おのれ』となり
我にかえるのかも知れないね。
火のような明るい光によって
人や財や実現を惹きつける引力が生み出される。
だから、人が集まる場所を「観光地」と呼ぶ。
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五行論で解くと
自然の流れはこんなサイクル。
一周したら、手放して、
また次の答えを探し求めゆく。
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『 老子の魔法 』
