大切なひとが患う病気を

代わりに引き受けたいと思っても、

実際に引き受けることは出来ない。


自分の身体のどこかが痛んでも、

その痛みを誰かと分け合うことは出来ない。


でも、痛みがある部分を

気遣ってもらえたり

さすってもらえたりすると

不思議と和らぐことはある。




こころにある痛みも

誰かと分け合うことは出来ない。

でも、気遣ってもらったり

治し方を教えてもらったり

ただただ話を聴いてもらうことで

不思議と和らぐことはある。



それは

相手の思いやりが嬉しくて、

嬉しさが痛みを和らげるからです。



つまりは

相手の思いやりという

目では見えない「気」が見えているから。


目では見えない部分を見ているから

嬉しくなれて、痛みが和らぐ。



目では見えないものをみる

というのは、

幽霊などが見える眼のことではなくて

「ひとがひとを思う気持ち」を察する

こころの感度の高さ。



愛の深さを見る眼が養われている人は

病気になった時、怪我をした時、

気持ちが落ち込んだ時にも

痛みを和らげてもらうのが上手いでしょう。


また、落ち込んだ時に初めて

ひとの思いやりが身に染みて

目では見えない「温もり」を

感じ取れるようになったりするものですね。



今月は、

切なく物思う日があると思いますが

その中にあるユーモアを見つけましょ!




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💌今月のレインレター