子どもの頃、

洗濯機の水がじゃぶじゃぶと回る音が

とても大好きだったのですが、

最近の洗濯機は静音で…

あの、リズミカルなじゃぶじゃぶ音が

たまに恋しくなります。




音の好みは、

自分の感性の領域をはかる知らせのよう。



守備本能が強い生き物は

音に敏感であるように、

人間も自分の感性の領域を守るために

不快な音、危険な音、

快適な音、安心な音の選別力がある。




不快な音が入ってきたら

その場は自分の領域と合わない知らせ。

快適な音が入ってきたら

その場は自分の領域と合うものがある。



新たに、好みの音色に出会ったら

新しい感性の領域が広がるときです。



それは、誰かの会話かも知れないし、

物音や奏でられた音楽かも知れない。

いずれも自分の領域をはかれます。




激しい洋楽が好きな人もいれば

静かな邦楽が好きな人もいるように

それぞれ、領域はちがう。


モダンなジャズが好きな時もあれば

ポップなバラードが好きな時もあったり

ときどき、領域は変わる。




新たな見えないお客様が来るとき

わたしは耳鳴りがします。

つらい音ではなくて

領域が変わる音という感じなので

脳内にはチューナーのようなものが

皆あるのだろうなとイメージしています。



気になる音や好みの音が変わったら

ご自身の感性の領域に

変化が訪れている、知らせです。



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算命学でも「音」が登場します。

✴︎ 律音  (りっちん)
調律した自分の音を奏でる

✴︎ 納音 (なっちん)
一旦止めて自分の音を調律する

わたしはそんな解釈に至っています。

(・宿命律音の方は
自分の音を選んで奏でる実直さがある。
・宿命納音の方は
自分の音を調べて整える慎重さがある。 )


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✴︎毎週水曜日 発行 /  月額550円(初月無料)

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朱音算命学rain