「今年は一刀両断だよ」
と度々お伝えしているので、
例えばそれは嫌いな人とは
バッサリ縁を切るような
ニュアンスにもなりうるのですが、
掘り下げておくとしたら、
「どんな相手が来ても自分はこれでいく」
とハッキリとした指針を切り込むのもひとつ。
嫌いな存在があることの
メリットは結構あります。
自分の方向性をハッキリさせていたら
ある日、嫌いな人の活躍を
「良かったね」と穏やかな気持ちで
心から祝えるようになったりします。
その時、自分が成長したことにふと気づく。
嫌いな存在との関わりは
自分の成長を測るバロメーターになります。
嫌いなものが嫌いではなくなると
「許す感覚」を体得します。
そしてそれは
「相手を許すのではなく
自分自身を許すことだった」と気づく。
嫌いな存在がなければ
それには気づけなかったはずです。
他人をバッサリ切るのではなくて、
自分の愚かさ浅はかさをバッサリ切る。
陰転は他人への攻撃、
陽転は自分への割り切り。
それをひとつの目処にしてみては
いかがでしょうか。